「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」 公演情報 「ドドンコ、ドドンコ、鬼が来た!」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-10件 / 10件中
  • 満足度★★★★

    野外公演も素敵ですね。
    お酒も飲ませて頂きました。
    楽しかったです。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/21 (金)

    夏になるとやっぱり夜の野外劇が恋しくなる。
    芝居本来のおおらかな力強さと、客席に向かってくる直球ストレートな表現。
    夏の野外劇には骨太な人間臭さが似合う。
    2017年の花園神社には、権力に翻弄され打ちのめされながらも
    再び立ち上がる人間の素朴なたくましさが舞台いっぱいに繰り広げられた。

    ネタバレBOX

    昔山奥に俗世間から隔離されたような隠里があった。
    人々は「外の世界には鬼がいる」という先祖代々のことばを信じ、ひっそりと暮らしている。
    ところが掟を破って外の世界を覗いた若者が制裁を受けて逃げ出したのをきっかけに
    それを追って出た数人が外の世界の情報をもたらし、
    さらには世間知らずの彼らを利用しようと商人たちも乗り込んできて、
    里の日常は一変する…。

    信じて来た価値観が根底から崩れる不安、それでも新しい世界を知りたいという欲望、
    人間の心が千々に乱れる様が描かれて生々しい。
    里で制裁を受けて逃亡したが、町で広い社会を知り、
    再び里に乗り込んで自分の欲望を満たそうとする若者が良い。
    演じる濱仲太さんが、善良そうな顔つきから次第に悪徳商人のそれに変わるあたり、
    大変リアルで迫力があった。
    終盤、かつて里で受けた傷を晒しながら激白する場面の説得力が素晴らしかった。
    この芝居で一番人間くさいキャラだった。

    また旅回り一座の白塗りの女形を演じた谷山知宏さんが強烈な印象を残した。
    この人が登場すると場をさらってしまうほど客席が湧いた。
    これもまた実に魅力的なキャラだった。

    土の上の芝居、屋台崩し、役者によるビールの売り声、階段まで客席になる満員御礼…。
    洗練とはまた違った方向性を追求して30年になるという花園神社の夏を満喫した。



  • 満足度★★★★

    すごく芝居臭い。レベルの高い芝居とかじゃないけど、すごく楽しんだ。
    公演のあとに役者さんや演出家やスタッフと飲めるのもほんと楽しかった。

  • 満足度★★★★★

    夏の暑さを芯から感じる野外のテント劇を初観劇。
    星空と篝火の舞台は観た事あったものの、集団の熱気に包まれたテントの異様さは格別。
    妖しさ満点、迫力満点のステージでした。
    30人以上の大所帯に休憩まである長尺の物語。セットも衣装も重厚で惹き込まれる。
    役者さん一人一人の熱量と意気込みが伝わってくる感じが素晴らしかった。
    もう一度見てみたい。

  • 満足度★★★★

    もう三十年になるのか、恒例の椿組の神社のテント夏芝居。今年は女性の作者、演出者、美術と女性に占拠された公演だが、その誰もが夏のこの芝居をよく心得ていて、今どき本当に珍しいビールや焼酎を飲みながら見てもいい芝居見物になった。昔ばなし時代劇ながら、お話は盛りだくさんで、ほとんど行き当たりばったりなのだけど面白く見せる(もちろん巧みに計算づくなのだが無鉄砲な生きの良さがあるように見える)。長崎おくにちのような龍まで出てきて盛り上がるし、幕切れの加藤ちかのセットが秀逸。舞台転換速度も、こういう芝居によく似合って、文学座と言う老舗から出てきた作・演出にこういう芸があるとは!!。もう少しみぢかければもっといいのだが。2時間4分。

  • 満足度★★★★

    久々に椿組野外公演を観に参じた。全身汗まみれを覚悟である。
    秋之桜子&松本祐子の作演出コンビ自体が初めてでその品定めも兼ねた。序盤、野外劇=祭り気分の盛り上りを先取りしたノリに、オッと躓きそうになりながら、前半駆け足で伏線を仕込んだ後の二幕は、じっくりと見せた。終わってみれば初日。屋台崩しも物語に即していて見事に決まった。役者は駈けずり回っていた。その汗と涙にもほだされた。これから酒を振舞うのだとか。夏は、そうだ祭だ。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/07/13 (木) 19:00

    数年前に偶然「西瓜糖」という文学座系の演劇ユニットの公演に接してファンになった筆者。2017年は椿組との後y同公演という事だったが、いざ蓋を開けてみると椿組な夏に花園神社で行う野外劇本公演に、合同ではなく協賛という形で参加ということでちょっとさみしい思いが。まぁ、作は秋之桜子だし、演出は松本祐子だし、出演役者に山像かおり、奥山美代子といった西瓜糖の中心的存在の人たちがいるので気を取り直して初めてみる椿組の実力を拝見という心構えで舞台に臨んだ。

    ネタバレBOX

    貧乏藩の参勤交代用人足不足を補おうと、領内にある隠れ里を探し出した侍達。そこには、侍たちの頭的存在である吉池の行方不明になっていた娘三姉妹が神子として生きていた。侍達の出現が契機となって、隠れ里の住人は外部との交流を考えるようになり、かつて里抜けをして死んだと思われていた穂村とも遭遇し、商人・善野屋が中心となって隠れ里は宿場へ、そして岡場所へと変わっていく。その変わりように里の人たちの心も荒み、自分を見殺し的に扱った穂村の村への復讐の思いも重なって隠れ里の人々のある物は死にゆき、生き残った者の心は荒廃していく。しかし、人々が鬼と呼ぶものが暴れて(おそらく火山活動の一種)里の建物は崩壊し、かつての静けさを取り戻す。

    30人を超える出演者、休憩を挟み2時間30分という舞台は熱がこもりなかなかの出来映え。ホール公演ではないので、役者は全力で臨まないと観客に演技が伝わらない。その熱意が凄いのだ。ただ、冷静に観ていくと脚本的にもう少し詳しい事情説明のシーンがほしかったところが何カ所かあって、そうじて荒削りの内容だった。
    役者的には女優陣の頑張りが良かった。味のある演技としては、やはり椿組の主・外波山文明が別格の趣。
  • 満足度★★★★★

    お初の花園神社、行ってきた。
    もうお祭りなんだね。
    開演前も終演後も、めっちゃ楽しかったわ。
    もちろん、芝居も大迫力で、夢中になって見てた。
    でも、芝居をしながら、ずっとああいうサービスやるのって、役者さん大変だね。

  • 満足度★★★★★

    久しぶりの椿野外劇。
    しかし、夜になっても暑いこと暑いこと。
    走り回って演じる大勢の俳優さんたちは、さぞかし大変だろう。
    作品は椿組らしく、また野外劇らしく、泥の地面に足をつけて演じることで広がっていく世界が、確かにある。
    パワフルで、雑駁で、暑すぎる夏の夜にはもってこいだった。

  • 満足度★★★★★

    壮大なる大人向けの「日本昔ばなし」。
    外の人間をずっと拒み、隠れ続けた“鬼の里”に思わぬ綻びが生じ、舞い込んできた江戸の華やかさ。お金という魔物。
    入り込みやすいストーリーも良いが、何といっても野外劇。お祭り要素と思わず目を見張る仕掛けの数々に否が応でも気分は高揚してきます。
    実力派の役者さんが総勢37人と生演奏で賑やかで豪華絢爛な夏の夜でした。

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