満足度★★★★
「嘘と真実」
嘘と真実の境界線は非常に曖昧です。もし、貴方が誰かを騙そうと思って嘘をついているのは嘘かも知れませんが、嘘を演じている時の貴方は、本当にそう思っているのかも知れません。
弱肉強食が真実であったとしても、食物連鎖の頂点にいる者は、その下にいる無数の生き物に支えられ、助けられなければ生きていけません。でも下にいる生き物たちは上にいる人たちが居なくても生きていけたりするものです。「強」は「弱」で、「弱」は「強」なのかも知れません。
そんなことを考えながら見ていました。
満足度★★★★
カワイイ!
この劇団は3回目の観劇です。
毎回×2カワイイ女優さんが出ていて女の私ですら惚れ惚れしちゃいます。
舞台のセットも豪華で見所満載でした!
次回公演もまた観たいです
満足度★★★★★
世界は三角形でできている
休日出勤の調整をして(3/11日曜千秋楽の前日、夜11時まで仕事でした)
空間ゼリーの春公演『ゼリーの空間』千秋楽を観劇してきました。また夏休みごろの次回本公演を楽しみにしよう。
テーマは「自殺、いじめ」
世界は丸ではなく三角形でできている。
階級で分けられる世界。
舞台は学校という閉じた世界でのストーリーではあるが、目立つといじめられる。人と違うと攻撃されるという、いじめ問題の原因を捉えたものとなっております。
空間ゼリーさんの本公演DVDのカメラワークはすばらしい出来です。まるでTVドラマのように切り替わるんです。
今回の『ゼリーの空間』では5キャメの手持ち、固定無しだそうで、ステージ上の隅々まで撮影しているそうです。
今回は音響にもこだわりがありました。教室セットの窓を開け閉めしたときの効果音が違いがはっきりしました。どうやってやっているんだろうって不思議に思いました。
満足度★★★★
精緻な構造にびっくり
ひさしぶりに息が苦しくなるほどの力をもった芝居を観ました。
構造的に非常によく出来ていることにびっくり。伏線の張り方の見事さといったら・・・
役者の技量には多少ばらつきガあったけれど、真摯な演技という意味ではすごく好感が持てたし・・・。
トータルで考えても参りましたといった感じです
満足度★★★★★
見応え、ありましたよ。
教室が「法廷」となり、有名校女生徒の残酷な秘密が暴かれていく、という内容ですが、出演者それぞれキャラが立っていて見せ場もあり、この劇団のお芝居は初体験でしたが、良いものを見たと思いました。日本人の小集団の中、どこにでも遍在する“空気”“縛り”に対する様々な異なる立場が描かれていながら、視点にあいまいさはなく、重たい結末ながら不思議に後味が悪い印象なども残りませんでした。
2回見ましたがDVDが出ればまた見てみたいと思います。
満足度★★★★★
初めてDVDを買ってしまった
長い観劇歴ですが、初の出来事。
芝居が終わった直後にDVDを予約してしまった。
他の方の評価見てると、意外と低くて驚いた。
今までの空ゼの中では、ダントツに良かったと思う。
特に、本が練られてる感じと、役者がうまくなったなーと。
明日までだけど、今日急キョ、とても著名な照明の方がいらして、
またガラリと雰囲気が変わったそうです。
いいねー、こういう生モノ感も芝居の醍醐味。
まだ役者も脚本家も演出家も若いから、
どんどん化けていくでしょう、成長が本当に楽しみな劇団。
満足度★★★★★
凄い密度と情報量
4日の夜と6日の夜の回見てきました。
毎回演技が全然違う!
決められた手順で動いて、決められた台詞を言うような演劇とは違い、きちんと舞台の上で役者ではなく人間が生きている演劇でした。
今回はとにかく成長著しい女優陣が素晴らしい!
よい戯曲、よい役者、の好循環が継続して起きることを望みます!
あと一回、土曜日の夜にも観劇予定です、1週間たって、どう変化してくるか、どんな舞台に変わっているのか、楽しみです
満足度★★★
マチネトラップ?
マチネだったからかなー
なんだかキャストの皆さんが
いまいち噛み合ってない印象でした…残念
脚本自体はひとつひとつの台詞の背後に
それぞれの人格がかなり
精密に描かれているなーと思ったけど
表面的な女子高生らしさの再現に気を取られて
それが発揮しきれてなかったように感じました
満足度★★★
苦しかった・・でもまた見たいのはなぜだろう
前回、空間ゼリーとは別ユニットでのALICEという公演を見てその感性にハマり、今回期待して観に行きました。で感想はというと・・
『怖い!』
ホームページでの女の子同士のキャッキャしてる雰囲気とはまったく別の、ある種「毒」というか、人間性のもっとも暗い部分にスポットを当てた感じで、まざまざと「つぼふみワールド」を見せつけられた感じです。終わった後、通路で笑顔でTシャツやDVDを販売している出演者を見て、「こっ、この笑顔は本物か?」などとたじろぐ自分がいて・・まともに顔が見られなかったです(__;)(佐藤けいこさんの笑顔ステキだったけど・・)
すごく苦しくて、みんな助けてあげたいと思いつつ、でも実際のみんなは明るい子なんだと我にかえったりして。斉藤ナツ子さんの演技、ハンパなく怖かった。(みんな演技力がスゴイ・・)その場では逃げるように帰ってしまったけど、今になってまた見てみたいと思うようにもなり、その毒に当てられたかとちょっと心配にもなっております(^_^;)前回公演「さよなら、マリー」もDVD買っちゃおうかなとか思ってる今日この頃。つぼふみさんの進化を見続けたいと思います。
満足度★★
ヾ(* ・ω・)人(* ・ω・)ハ゛
なんとなーく、前回ょりも・・・パワーダウンというか。皆さん元女子高生だからかな、舞台として役者として頑張ってた前回と比べると物足りない気がしました(◕ฺ‿◕ฺ✿ฺ)可愛らしいんですけどね♪
満足度★★★
ゼリーのどろどろ
どろどろまとわりつくゼリーの中を必死こいて泳いでるような空気感が終始漂っていたように思える。重たいけれど鮮やかな、不思議な雰囲気でした。
満足度★★
いじめをテーマに取り上げた、
閉鎖社会にメスを入れた意欲作だと思うけど、設定にいろいろ小さな違和感を感じてしまって話に入り込めなかった。
最後は、誰がそうなったのか色々とり方によって主題が変わってくるかなぁ、と。
満足度★★★★
何か不思議?
何か不思議な感じです。喜劇でもなく、悲劇でもない。それでも引き付けられるものがありました。ありふれたような過激な話ですが思い返してみても不思議さが残りました。
見目麗しい舞台だけに
目を奪われがちなオヤジなアタシですが、そこだけにとどまらず、ちゃんと物語も関係も作り出してるのです。
どう見てもあり得ない教室の構造は最初こそ違和感ありますが、なるほど、絶望感を感じさせるには効果的なんだと思います。
満足度★★★★
最後びっくり
学校、そしてクラスという、極めてちっちゃな世界からはみ出してしまう恐怖から逃れるためにあがいてる姿(これがイジメの構図だったりするわけで)は、学生時代が遠い昔となった自分としては、「そんなんで悩むなんて若いよなあ、でも昔は自分もそうだったかも」と思うのでした。
飽きさせない90分でした。
ラストは、ちょいとびっくりさせられます。いろんな解釈ができそうですが、これは見てのお楽しみ…