憂世彼方 -霧の花街宵乃籠釣瓶- 公演情報 憂世彼方 -霧の花街宵乃籠釣瓶-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★★

    一言だけ こんなすごい時代劇を見たことがない( Д ) ゜ ゜とんでもない物を見てしまった

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/18 (土) 14:00

    主人公の次郎左衛門の心に中にある、優しさと憎しみの葛藤がうまく演じられて
    いたと思います。そして、子を想う母の優しさ。このあたりからもう、涙腺崩壊
    でダメでした。松野代表の演出が憎すぎます。
    歳を重ねるごとに劇団員の皆さんが味のある演技を魅せてくれていると感じました。
    客演の方の演技も凄く良かったです。
    これからもアニマル王子の皆さんのご活躍に期待しております。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2017/03/18 (土)

    価格3,500円

    流石アニマル王子!と唸るほどの疾走感!
    オープニングダンスが凄かった!
    花魁道中が豪華絢爛!
    シャッター演出での次郎左衛門・カゴツルベ・七美のスイッチに驚き!
    今回の作品は客演の役者さんがいい演技をしてる作品だったなと思います
    ぜんさん八木さんがお休みするということで、その位置を客演さんにも開けるという事になったのかな?と想像ではありますけど。
    早くDVDでも観たい作品となりました!

    ネタバレBOX

    吉山さん演じる次郎左衛門の心の清さ、
    丹治さん演じるカゴツルベがどれだけ次郎左衛門のことを第一に考えて行動していたのか
    歌舞伎座などで上演される演目「籠釣瓶花街酔醒」では次郎左衛門は悲劇人で、
    大勢の前で恥をかかされた八ツ橋花魁を名刀籠釣瓶で斬り殺し
    「籠釣瓶は、よく斬れるなあ」で終わる所なのだが
    本作では殺さずに(話の流れでは入れ替わったカゴツルベが女郎達を全員殺すつもりだと言うことになっている)釣鐘権八(連続女郎殺しの犯人である)から護っている事から、本当にカゴツルベは次郎左衛門のことだけを想って動いていることは明白
    佐野次郎左衛門とイタコである竹中七美が呼び寄せた父佐野次郎兵衛・母佐野清とカゴツルベの四人が本当の気持を言い合うシーンは涙無しには観れません
    上演時間は2時間ですが間に休憩挟んだおかげで長く感じません。
    RUNでは浄瑠璃作家・清水五郎兵衛という役でしたが登場の仕方が似ていたのはファンなら気付くでしょうね。話をする時のポーズ一番動いていたキャラクターかもしれません。周りの皆の同調具合が気持ちよかった。
    あともうちょっと話を追加しても良かったのではないかなと思う箇所
    出演キャストの順番で八ツ橋花魁が四番目に入っているのだが、外面しか見れなかったのは少し残念。後半で直接的ではないが「怖かったの」と贖罪するセリフがありますけれど、次郎左衛門のことは、栄之丞のことは、どう思っていたのだろうかと。
    栄之丞も原作通りのヒモとしか表現されてないように思えましたが、内面まで表現するシナリオだったらなぁと・・・
    あと、もう一つのシナリオである「ジャック・ザ・リッパー」については殆ど結末でしか拾ってないことで、後付け感が否めないです。谷口さんをもっと出してくれればなぁ
    ブディストホールの舞台サイズは前回「RUN-時巡る千の祈り-」で使った萬劇場の舞台サイズと比べると奥行がかなり「無く」て、あのシャッターやオープニングダンスをよくやったなと改めて思いました。舞台袖がすぐ上る階段だったことはびっくりしました。アレ解った上で観た憂世彼方は裏側でどうなっているんだ??と感心しながら観れました

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