満足度★★★
サンプル『ブリッジ 〜モツ宇宙へのいざない〜』@アーツ千代田3331 B104
頭でなく腸で考え会話していこう(ざっくり抜粋)という、まあ新興宗教のWSが舞台で、我々観客も、そこに参加(聴講)?しているというスタイル。
すごい、作品あっての会場選びだったんだろうけど、アーツ千代田の空間が、あのアヤシイ話に輪をかけていた。
思わず頷いたり、お腹に手を当てそうになったりして、我に帰る、みたいな笑
単語のチョイス(シーズンとか)もツボだった。
6月の公演に引き続くようなので、そちらも引き続き楽しみ!
満足度★★★★
サンプル的フィクションの性向がとりわけ先日のKAAT公演「ルーツ」との共通項で、見えて来た、気がした。両者芝居のタイプは全く違うけれども。「閉じた世界」の中で人間はどこまで反理性、否、理性の下で、異常になれるのか。もしくは私たちの間で通常語られる範囲の人間像は果たして、その本質を捉えているのか。
昔、知らずに体験したカルト的な集団や演劇系のとあるワークショップを思い出し、あるある満載、ツボであった。
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/14 (土)
価格2,800円
まるで集会仕立てで、出演者の一人一人のキャラクターがいいね。特に、宇宙人風(?)なドクターは、笑えましたね。まったく新しいサンプルに出会った、80分でした。
入りにくい入口、すでにそれは腸の中。
笑えるが笑えない宗教の話。でもやっぽ笑える。
「〜したい、いやしたくない!そんなことはどうでもいい!」が好き。
役者の個性を活かす劇のように感じた。ドクターのキャラがナイス。終わり方もいい。