満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/07 (土)
無題2000(17-003)
13:00の回(晴)。12:35受付、開場。下手は黒、正面と上手は白い幕。上手にベッド、ひとりうつ伏せになって寝ていて、周りには服が乱雑に積み上がっている。客席側には砂、欠けた貝殻、オモチャ。
客席につくと暖かい「さんぴん茶(初めて、こちらでは売っていない?)」とちんすこうをいただきました(美味しい!)。
日芸2年生のおふたり、とあったので観に来ました。19歳が20歳になる公演。日芸では<キャスト、スタッフが全員10代>「少女博愛主義(2015/2@だるま)」を観ていて、この学年はすでに3年生。もっとも若い日芸現役学年の公演で、おふたりとも初めてですが、伊盛信乃さんは「劇団やりたかった」に出ていらしたのですね(その公演には行けませんでしたが、過去2回観に行ったことがあります)。
制作の横見咲季さんはなんと「パピヨン(2016/4@眼科画廊)」「或夜の感想(2016/6@ST)」の制作の方でした。
特に前説らしいものがないまま13:06開演~14:18終演。役と本人が一体のようで役名=役者名。東京と故郷の石垣島(なので砂浜だとあとで気がつく)との会話が最初は少しとっつきにくく感じましたが、登場人物の関係(構成)がわかりだすと会話(ぼけとつっ込み的)が俄然面白くなりました。
自分の世代、演者と同世代の娘。どちらも身近なことで観ながらいろいろ考えていました。
映像を使っていましたが、冒頭の「起きて」「出て」「帰って」「寝る」という繰り返しに絡めたものだと話に入りやすかったかなと思いました。