満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/27 (金)
無題2013(17-016)、無題2014(17-017)
両日とも19:00の回、18:10受付(予約順に整理番号)、18:30開場(赤文字が先、次に黒と青が5番ずつ)。
何もない舞台、手前から奥へ少し傾斜。10分休憩を含み150分との案内。
1/27(金)A組19:02~21:27、1/30(土)B組19:00~21:23。
文学座附属演劇研究所、研究生による「研修科卒業発表会」。「萩家の三姉妹(2016/5)」「キル(2016/8))」「お気に召すまま(2016/10)」、4公演目。本科の発表会「女の一生(2016/11)」を入れると5公演目。
文学座の本公演はてがみ座長田育恵さん作の「終の楽園(2014/7」1回だけ。
ここ最近、パフォーマンス色の強いもの、ダンス公演(コンテンポラリーダンス)へシフトしていることもあり普段観ることがないような作品ですが、昨年あたりから学生(高校生、大学生)演劇が面白く、各校に行ったり大会に行ったりしてきました。
セッションハウスの「UDC(University Dance Cross)」、関東大学学生ダンスΣ、日芸の「Dance Performance」、桜美林の@PRUNUS公演なども主役は学生で、ここの研究生も同じように感じ、続けて観るようになりました。
内容はSF的で、ジュブナイル物の味わい。タイムスリップ..いやコールドスリープに近いか。
レム「星からの帰還」、谷口ジロー「遥かな町へ」なども好きな作品。
2組、すこし演出(セリフ)が違っていたようですが、甲乙つけがたく。
布製肩掛けかばんを見たのは何年ぶりだろう。
川の向こうとこちら、とまったままの時間、追い抜かれてしまった時間、双子、入れ替わった姉妹、ここにはないはずの場所、いないはずの人、霧に囲われた世界が印象的。