満足度★★★★
グリーンフェスタ2017参加作品。賞は惜しくも逃したが、実に観応えのある公演であった。
この公演の見所…舞台美術が登場人物の心象形成に寄り添うようで、物語の展開をより分かり易くしている。また、劇団の特長である舞台となる場所の設定が、この物語を成す重要な役割を果たしている。郊外の人情味溢れるような街、そんな場所だからこそ物語として成立し、また人間ドラマとして心に残る作品になっている。
最前列は子供用のミニ椅子を用意し、子供を優先しているようであった。この公演は小学生でも十分楽しめる内容で将来の演劇ファンを取り込んだかのようだ。
(後日追記)
満足度★★
「ある日、春男は妻・りつのジャンパーから見覚えの無い店のレシートを見つける」 それは妻が亡くなった日のレシート。なんでこんな店に?春男を心配して訪ねて来た職場の後輩とともに、春男は妻の最後の日の足取りを追う・・・。その前に見覚えのないジャンパーに気づけよ!
コメディになるのはいいとして、私はあんな訳の分からないカニ女を出したり、ナビ男で笑いを取ったり、個人に年齢で突っ込んだりのお笑い番組のような緩すぎる舞台は好きになれません。
満足度★★★★
今回舞台セットの扱いがとても見事
二つの平台がアパートの一室→神社→古本屋→女性洋品店→クリーニング屋→空港→カニダンス→アパートの一室→産婦人科→路上→アパートの一室(という順番だと思ったが)を表現
これはロードムービーだよ