満足度★★★★
鑑賞日2017/02/11 (土) 18:00
両編とも「光学効果」あるいは「超小規模プロジェクションマッピングもどき(笑)」が独特にして面白く、それ以外にも(堀川主宰によれば偶然の)共通点がありニヤリとした。
「跡」
1人の男性の一生を軸として100年近くに亘る年月を定点観測的に40分余に圧縮して見せるが、幼年からの加齢が見て取れるし、その一方で「ある手法」により観客の想像に委ねる部分も大きいのが上手い。
「こんこん」
複数の昔話をメドレーのようにうまく繋いでいて楽しい。
pit北/区域での初演を観ていたがそれとは印象がガラリと異なり上書き保存されてしまうほど(笑)なのは装置による部分もあるかしら。
満足度★★★★
無隣館時代の小品観劇以来、劇団本公演を観劇。対照的な作品の二本立て。堀川炎の揺らめく蝋燭(さわると熱い)のようなアイデアの火花は今なお。と言っても私が目にしたのは劇団公演を1回(演劇修行前ラストの?)と無隣館のと近年の2度だけなのだが・・「(あの人)らしい舞台」と感知させる匂いがある。