実演鑑賞
六行会ホール(東京都)
2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://tristone.co.jp/kisetsu/
期間 | 2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日) |
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劇場 | 六行会ホール |
出演 | |
脚本 | |
演出 | 広田淳一 |
料金(1枚あたり) |
5,400円 ~ 5,400円 【発売日】2016/10/16 5,400円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 11月16日(水) 19:00 11月17日(木) 19:00 11月18日(金) 19:00 11月19日(土) 13:00 / 17:00 11月20日(日) 14:00 |
説明 | 寺山修司にその晩年まで寄り添った田中未知と、寺山の親友・山田太一は、ふたりが大学生当時に交わしていた書簡を振り返ってみる。 大学時代にネフローゼに侵されて約三年間入院していた時期にふたりは盛んに手紙を交わしあったのだ。 物語は、何度も死の淵をさまよいながらも文学的野心を燃やす若き寺山と、時に彼を見舞い、手伝い、あるいは文学論を交わし、恋敵ともなった山田太一との交流を描く。 二人の創作や、読書から得た多様な引用、あるいは寺山と故郷の恩師・中野トクとの文通などもふたりの交流に華を添える。 やがて寺山は健康を取り戻し、山田は大学を卒業し、社会へと出て行く。多忙のため一時は疎遠になってしまったふたりだが、寺山はその晩年に山田の描くテレビドラマを目にして、 どうにも他人事とは思えず、再び連絡を取って旧交を温めることになった。そのドラマ『早春スケッチブック』は、当時の寺山のように病に侵され、余命幾ばくもない主人公が、 さかんに既成の常識、道徳観に異議申し立てをするような内容であった。 死を目前にしても己の体をいたわることよりも、その生命を輝かせることを優先するその姿は、まるで寺山そのままのようであった……。 書くことで自分を隠し続けてきたとも言われる寺山修司が、赤裸々なまでに素直で率直な一面を見せた、稀有な友情を描く。 広田淳一 自分がそうなりたいと思える人や理解したいと思えるような人を、人は愛するものです。 寺山修司はこの山田太一という一人の友人がいて、精神的にも身体的にも九死に一生を得たと私は信じています。 この書簡から見て取れる二人の関係の比類なさ。けっして慣習的な言葉におさまるものではないでしょう。 過去を現在に生かすことは、いくらでも可能だと考えます。 現在の若者たちが豊かさの中で失ったもの、それがこの書簡の中に織りなして隠れている気がします。自然な共感がわくときは、それを自己の行為に注ぎこむだけでいい。 若い時分のことばと行為は、永きにわたって若者だけに掴みとれる特権でもあると思っています。 あらゆる時代のあらゆる若者に妥当すると信じて。(略) 田中未知 過去から現在、現在から未来『寺山修司からの手紙』より抜粋。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 構成+演出 :広田淳一 照 明:松本大介 音響 効果:角張正雄 衣 裳 :山崎朝子 ヘアメイク :小林雄美 舞台 監督:白石英輔(クロスオーバー) 制 作 :北原ヨリ子(レッドカーペット) 票 券 :熊谷由子(ぷれいす) プロデューサー:佐藤政治 安部菜穂子 笛木園子(サヤテイ) エグゼクティブプロデューサー:山本又一朗 主 催 :トライストーン・エンタテイメント |
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