歌劇 ~ 音楽 OTORAKU ~ 公演情報 歌劇 ~ 音楽 OTORAKU ~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    多分これは
    60年代初め頃まで盛んだったと聞いているレヴューショーの系統のものだろう。それもミュージシャンメインで綺麗処のダンサーが居ない奴か。

    ネタバレBOX

    “サウンド・ドッグ・システム”という発明品のために音楽家の“魂”を買い漁る悪魔_毒蛇魔太郎(島津栄介)。月から来たアイドル歌手マリア(natsu)。狂言回しのバーテンダー_月島海(辰巳蒼生)。マリアをメジャーデビューさせるためにバンドから追い出されたボーカル_夢野カブ。こういった登場人物たちを軸に、ある種の“アングラ劇”みたいに、ワンポイントで突拍子もない事をやる人物がヒョッと出て来る。ほかには、ソウル歌手持田浩嗣さん。弾語りの函館くん。トランペットと手品の辰巳コ五郎さん。などなど。
    ちょこっと出て強烈は印象を残したのは「阿佐ヶ谷バレルハウス」のマスター、ex.ピンクフラミンゴの矢野間健さん。ファーイーストゴスペルシンガーズの森崎ベラさん(横浜)。ミスタースリムカンパニーOBの加賀山伸さん(おそらく薬での妄想を延々と話すサイケな寅さん)。
    後半お話が断片化して支離滅裂になってくるのだが、演奏で締めるという感じ。
    札幌にはゆるく繋がった歌い手たちの集団が幾つかあるのですよ。福岡にもどうやらあるらしい。仙台は層がごく薄い。夢野カブさんたちは中央線沿線一派かいな。
    極個人的には、持田浩嗣、森崎ベラといったシンガーを知ったことが収穫大きかった。

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