満足度★★★★★
ハピ圏さんの芝居を観るのは2度目。あれ,こんなに良い芝居をする劇団でしたっけ(失礼^^;)。最初からグイグイ物語に引き込まれ,最後まで飽きる間もなくテンポよく展開していく。この作品,10年前に初演で,今回が3度目の上演,しかし,社会の変容に対応するため,全編書き直したとのこと。かなり洗練されたんでしょうね。ストーリーに拡がりもあります。演出・演技・音響・照明とも文句をつける部分はなく,とても良い観劇となりました。
満足度★★★★
(遅ればせながら)この劇団にこういう一面があったのか!と驚かされた!!緊張感と細かな感情の揺れ、それらが刺さるように感じられた。いつものハートフルもいいが、たまにはこんな硬派も見応えあって良い。
満足度★★★★
鑑賞日2017/01/20 (金)
新しい爆弾を使ってのテロ…
苦しくなるだろうか?と思いつつ見ておりましたが、ちょいちょい笑いもありでしたが、展開が早くて楽しく見てきました。
前方で見たマチネももちろん良かったのですが、ソワレで後ろから見る方が映像が自然に入ってきてすーっとなじんでました。
皆が色んな愛を持っているからこその話かな?とも。
国の事を思うがゆえにテロ行為に走った自衛官。
結果失敗に終わったが、国家にもっともっと気づいてほしい。もっともっと…。
悔しそうな今にも崩れ落ちそうな表情の自衛官大野。
細かな表情押さえた感じでしたが、途中で、声を荒げたシーンでは、劇場が、一瞬緊張した空気になった。
短編のサスペンスみたいな話だった。
ハッピー圏外 初めて見たが機会があればまた見てみたいかも。
満足度★★★★★
過去に観たハピ圏さんの笑って泣けるエンターテイメントとは違い骨太な作品かな。
今回が再々演とか。
主宰でありライトノベルズ作家でもある内堀さんの脚本なので、もちろん虚構(ファンタジー)なのだろうけど、時代のせいなのか、演者さん達の熱のこもった演技のせいなのか、妙にリアルを感じてしまい恐ろしくなる一方、こういう作品嫌いじゃない。
冒頭に沢田研二さんのあの映画の話が出てくるけど、若い人は知らないだろうな…。
スピード感があってハラハラする展開であっという間の楽しい2時間でした。
あっ、もちろん最後はほろっと泣かされました。そこはハピ圏(^^)
満足度★★★★
新兵器で世間を脅かすテロリスト追跡の顛末を描いたサスペンスエンターテイメント。
昨年公演「かえってきた不死身のお兄さん」に続いて2作目の観劇になりますが、前作と同じ劇団とは思えないくらいに振り幅の大きな作品でした。
どちらの方がいいとは一概に言えませんが、相当スケールアップの世界観。
元々は10年前の作品で今回3度目の公演となり、今現在から見た近未来に合わせて全書き直しされたとの事。
わかりやすくスピーディーな展開に加えて、様々な人物が雪だるま式に増えていきますが見事に捌かれており安心して楽しめました。
中盤からも新たに登場人物が増えて「まだニューキャラ出てくるかっ!」と笑えてきます。
犯人像に近づいていく緊迫した演技に時おり緩んだシーン(ここに前作の面影あり)を織り交ぜ、ラストの急展開においては全登場人物が入り乱れてもう必死で観ておりました。
キャラメルボックスが好きな方にはタイプの作品なのではないかと思います。