朧の森に棲む鬼 公演情報 朧の森に棲む鬼」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    話の展開がとても面白く、3時間があっという間だった。
    台詞が多いからか長台詞を早口で話すので、所々聞き取りにくく「何々??」となってしまったのが残念。

  • 満足度★★★★

    なかなかに見応えのあった作品でした
    =190分(15分休憩入り)

    口先男の成り上がりとその末路・・・
    二つの国の争いに乗じた主人公の見る夢と
    かかわるタイトルの鬼
    ダークな話を軽妙にしていた各登場人物たちの個性と
    笑えるシーンの導入など
    なかなかにエンターテイメントしていたなぁと♪

    ネタバレBOX

    開演時間守られて嬉しかった♪
    (最近観た劇団さんは皆時間厳守してくれて・・感涙ものでした)

    暗転~雨音からのスタートです
    二つの国の戦場後にて落ち武者狩り&戦場の拾い物にて
    小銭を稼ごうとする小悪党が以前だました村人に見つかり
    襲われているところから腕の立つ弟分に助けられて
    タイトルの朧の森に逃げ込み休もうとすると
    男の前に鬼たちが現れ
    これからお前がこの森で出会う男を殺して成り変れば
    口先にて刀に力が宿り望みをかなえるだろうと言う
    男は王になりたいと望みその申し出を受けて
    魂を差し出す=おまえが自分自身を殺せば魂は我らのものと
    鬼と契約し男は持ち前の口先にて
    戦を操り終には一国の王となる・・手前で
    恨みを買った妖術にて自身を傷つけるはめになる
    実際には刃を受けてはいなかつたものの
    心に負けが刻まれ・・朧の森に追い込まれ
    最後は鬼となり人としての生が果てるという結末となるのであった

    弱々しい大君とか
    その毒婦・・
    楽しい四天王やら
    生き別れの兄

    時々に差し込む
    音楽シーンと
    エンターテイメント性は良く出ていたが
    なんとなくの突き抜け感が無かったかなぁと感想

    基本は3段ほどの舞台セットに
    素舞台風で展開していきます
    殺陣は頑張っていた
    (できれば舞台で映画「イーストミートウエスト(だったかな?)」内の
    真田さんの見事な3人切りの殺陣みたいの見たいですが・・・)
    刀でなく直刃の剣がメインでしたね
  • 満足度★★★★

    休憩込み170分の超大作。最後のカタルシスに至るまでの長さがマーラーの交響曲みたいな感じ。イメージとしては2番か3番あたりか。

    ネタバレBOX

    嘘のつもりで言ったことが真実であったことが運の尽きで、そこからどんどん転落していくさまが、客席にいる人間としてはカタルシス。ライがとことん悪になり、自分が滅んでも第2、第3のライを生み出しそうな怨念と化して終わったところが怖くてよかった。終わり方としては、悪い奴がいなくなって、国が平和になったシーンよりはるかに効果的だったと思います。ライに裏切られたかつての手下、目が見えなくなってからがカッチョよかったね。勝新太郎の座頭市を彷彿。

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