満足度★★★★
今年初めての観劇でした。いい時間を過ごせ幸せな気持ちでした。星組を観ましたが盲目の少女役の廣井若菜さんの演技をはじめ子役の皆さんの演技素晴らしかったです。大人の方の演技は少し貧弱な感じがしました。大道具も雑でテーブルが軋んだり、ドアーを開けると柱が動いたり気になりました。でも総じていえば見ごたえありでした
満足度★★★★
盲目の少女を筆頭に子役が大活躍。
中年工員チャオは職人気質の武骨な男をイメージしていたが、とっつきやすそうでお人好しな兄ちゃん。
圧倒的に近所のおっちゃん、おばちゃん、兄ちゃん、姉ちゃんな感じの役者っぽくない役者さんばかりで何ともアットホーム、気を張らなくてもいい雰囲気です。
ひょんな経緯から生まれた、少女を思いやるほんのささやかな「幸せのとき」。
中国の貧困層が舞台でも生命力と優しさに溢れています。
少女を取り巻く家族関係やラストにおいて中国の戯曲らしさが滲み出ており、一概にハートウォーミングな話とは括れない、先々の厳しい哀しみも感じたのでした。
満足度★★★★★
作品の題名を見て、どんな話なのか興味を抱き観ました。
観終わった後、何となく心が温かくなる作品です。
それは、この劇団の温かさなのでしょうか?
物語は勿論優しく心温まる内容なんですが、出演者のそれぞれの演技そのものの温かさを感じる舞台でした。
立花座、素敵な劇団だと思います。
作品の最後の手紙を読むシーンでは、涙が止まりませんでした。
この劇団の次の作品を是非!見てみたいと思います。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/06 (金)
二年前の初演を拝見して、再演と聞いて観に来ました。
初演に比べると、良い意味でコンパクトになり、作品がギュッと凝縮して良かったと思います。また、初演から同じ役を演じている方はやはり安定感があり、その上で役の作り込み方というか成熟度が上がっていたように感じました。
ヒロインのウーインの女優さん、どちらも素敵です。可愛いだけじゃないウーインに心が動かされる気持ちも分かります。
観劇後に暖かな気持ちになれるのは、作品や役者さんのパワーを含め、カンパニーの暖かさが伝わって来るからでしょうね。
満足度★★★★
始まってすぐのドタバタした感じが好きになれず、私好みではないかなと思いましたが、だんだんとくる笑い、涙、とても好きになりました。
子供の役者さん達は、「子供」と付けるには失礼かなと思うくらい、大人と同格の役者さんでした。
満足度★★★★
「暖かい心でこの劇場からお帰りになる様」というパンフレットに書かれた主宰者あいさつの希望通り、
ほかほかとした気持ちで、池袋の街に解き放たれました。
ここからは、「ネタバレbox」で・・・すみません
満足度★★★
状況説明が
もう少し丁寧にして欲しかったが・・
全体的にはまとまっていて良作だったかなぁと思えた2時間越えの作品
エンターテイメント性は
いまひとつかしら・・とは思えたが
これは自分がハリウッド的感性に毒されてるからだよなぁって
自覚させられました・・・(=_=;)
まとめ方に関しては
う~ん こうならざるを得ないかなって納得ですが
でもなぁとも思えたコトもあり
星数が・・・悩みましたです・・・・
2時間5分ほどの作品
満足度★★★★★
寡聞して原作者の莫言という方を存じあげないし、立花座が張芸謀という映画監督へのリスペクトによって立ち上げられたということも不勉強だった。そして、この作品が張芸謀氏の映画になっていたことも。(そう、張芸謀って「紅いコーリャン」の監督だったんだ。)だが、そんなことは観客にとっては関係ない。結末をどう見るか、きっとありきたりとかいう者がいるんだろうけれど、私には、人生は過酷なものなのだ、そして人間は愛おしいものなのだということが改めて感じられた。その意味では戯曲として、テネシー・ウイリアムズやアーサー・ミラーにも匹敵すると思う。(ただし、彼らの作品と違うのはこの作品には心優しい人々がたくさんいること)
何書いてもネタバレになるので、ここでは書けないんですが幾つか、突っ込ませてもらいます。
序盤のところの描写には、子を持つ親として少しセンシティブになりましたけれど、、、、今の子供たちなら心配ないか。(意味わからないと思いますので、未見の方は是非ご覧ください。この劇団が子役の育成に力を入れている、というがヒントです)
リンリンの将来が心配です。
工場長さん、ピカピカの車持ってるくらいなんだから、本当は相当貯めこんでたんじゃないの。
ユイさん、本当に気持ち悪い。
ちょっと、観客席が寂しかったけれど、チケット代を考えれば観る価値は十二分あり。でも、子役は皆うまいなあ。ラストは横を通られて少し目頭が熱くなりました。(意味わからずでごめんなさい)