極上文學 第11弾「人間椅子/魔術師」 公演情報 極上文學 第11弾「人間椅子/魔術師」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
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  • 満足度★★★★

    極上文學シリーズを初めて観劇しました。男性俳優が女性を演じると言う事で、原作のイメージが壊れないか不安でしたが、江戸川乱歩の恐ろしく美しい世界を再現されており、大変満足しました。

    ネタバレBOX

    それぞれの役割を演じる俳優さん達が素晴らしいのはもちろんのこと、具現者、というパントマイムによってその場の状況を表現する俳優さん達がとても面白かったです。さらに奏で師の方がずっと美しい演奏をしていて、物語が進展するにつれて感動が高まる一方でした。ずっと、女性を男性が演じる作品には抵抗があったのですが、こちらの作品で、実際の女性よりも可愛らしく上品な女性達を目にし、すっかり虜になりました。
    回転しながら様相を変える舞台と、紙吹雪がどっと降る様子がシアター歌舞伎の三人吉三を彷彿とさせ、その迫力に圧倒されました。観て良かったと思います。
    1つ気になったのは、終盤、魔術師らが極上シートと一般席の間で観客の心情に喰いつく非常に印象深いシーンがあり、後方の一般席で間近に観れた私は幸せでしたが、極上シートを購入した方々にしてみれば、目の前で観たかったのではないかなと、勝手に思った次第です。
  • 満足度★★★★★

    薄暗い世界
    「極上」ではいつもちょっと湿り気のある薄暗い作品を取り上げていますが、その雰囲気にまさに乱歩はぴったり。怪優による怪演ブラボー。

  • 満足度★★★★★

    妖しくも美しい世界
    本音を言えば、このところナイスコンプレックスの舞台がいまひとつなので、キムラ演出に不安はあったが、開演前に舞台を見た瞬間から魅了された!薄闇の中に浮かぶ赤、またその自在な変化。思わず感嘆する!そして、ROLLY、村田充の作り出す不思議な世界観。最後の最後まで見応えあり!出来れば、別キャストの舞台も観たいと思った。

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