実演鑑賞
東京文化会館 大ホール(東京都)
2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日) 公演終了
休演日:10月26日(水)、10月27日(木)、10月29日(土)
上演時間:
公式サイト:
http://www.wien2016.jp/ariadne/
期間 | 2016/10/25 (火) ~ 2016/10/30 (日) |
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劇場 | 東京文化会館 大ホール |
出演 | |
作曲 | リヒャルト・シュトラウス |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
8,000円 ~ 63,000円 【発売日】 S \63,000 A \58,000 B \53,000 C \48,000 D \32,000 E \25,000 F \17,000 エコノミー券 \13,000 学生券 \8,000 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 10月25日(火)7:00p.m. 10月28日(金)3:00p.m. 10月30日(日)3:00p.m. |
説明 | 今年はウィーン初演から100年! オペラ『ナクソス島のアリアドネ』は、これまでもウィーン国立歌劇場日本公演で2度の上演が行われてきました。18世紀半ばのウィーンを舞台とするこの物語の“ウィーンらしさ”を意識してのことだったでしょう。 オペラ『ナクソス島のアリアドネ』は、前半の〈プロローグ〉で、ウィーンの富豪が客をもてなすために用意した、この日の演し物であるオペラ開幕までのすったもんだが表され、後半では件のオペラが上演されます。もっとも、このオペラは、はじめモリエールの名喜劇《町人貴族》の劇中劇としてつくられ、シュツットガルトでの初演の後、独立した作品に改訂されて現在のかたちになりました。改訂後のオペラが初演されたのは1916年、ウィーン宮廷劇場でのこと。今年はちょうど100年目に当たります。 今回上演されるスヴェン=エリック・ベヒトルフ演出も、〈戯曲+オペラ〉から〈改訂版オペラ〉という流れで上演されました。2012年夏、まずザルツブルク音楽祭でシュツットガルト初演から100年にちなんだ記念企画として〈戯曲+オペラ〉によって制作・上演され、同年12月にウィーン国立歌劇場で〈改訂版オペラ〉のプレミエが行われたのです。 待望のヤノフスキによる舞台付オペラ指揮が実現! 自身が俳優でもある演出家ベヒトルフが、台詞や芝居に重要な意味を持たせた〈戯曲+オペラ〉バージョンと〈改訂版オペラ〉を「類似点が多くありますが、それでもやはり、たいへん異なっています。二人の別々の、しかしそれぞれが非常に魅力的な姉妹のようなものです」と語るように、〈改訂版オペラ〉ではやはり、音楽が主役となります。 オペラ『ナクソス島のアリアドネ』で、最も強い印象を与える登場人物といえば、超絶技巧のコロラトゥーラを要求されるツェルビネッタでしょう。今回演じるダニエラ・ファリーは、目下この役の第一人者。奔放なキャラクターをそのまま目に見せるような衣裳も印象的です。このツェルビネッタによって真の愛に目覚める作曲家役をヴェッセリーナ・カサロヴァが演じるのも楽しみなところです。ツェルビネッタとは対照的なキャラクターのアリアドネ役にはグン=ブリット・バークミン。死ぬことだけを望んでいるアリアドネは、バッカスの登場により新たな愛に生きることになります。この変容を表す歌唱力と表現力が要求されるアリアドネ役は、前回の日本公演ではサロメを演じ、R.シュトラウス作品を得意とするバークミンが本領発揮します。アリアドネの心を一転させる美声と豊かな表現力の持ち主ヨハン・ボータのバッカス役も納得のキャストです。 そして、今回の『ナクソス島のアリアドネ』における最大の注目は指揮者マレク・ヤノフスキの登場。別項でもご紹介の通り、1990年代以降、歌劇場の指揮と決別していたヤノフスキが、ウィーン国立歌劇場という大舞台に、しかも得意とするR.シュトラウス作品で戻って来るのですから! 【本プロダクション】 ◉初演:2012年12月19日 指揮:フランツ・ウェルザー=メスト |
その他注意事項 | |
スタッフ |
オペラ『ナクソス島のアリアドネ』は、これまでもウィーン国立歌劇場日本公演で2度の上演が行われてきました。18世紀半ばのウィーンを舞台とするこの物語の“ウィーンらしさ”を意識してのことだったでしょう。
オペラ『ナクソス島のアリアドネ』は、前半の〈プロロー...
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