しろいあさに心臓をちぎって 公演情報 しろいあさに心臓をちぎって」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★★★

    真剣で壮大
    不思議な世界に出掛けることができました。

    ネタバレBOX

    人間が不妊になっていずれ滅亡するかと思われた頃、オーストラリアのエアーズロック近くに大きな穴が開き、そこに死体を入れると若返って蘇るという事態が発生。そのような中、蘇生組織に関わることになった絵描きの男を中心とした壮大な創作話。

    真剣な演技による壮大な作り話は大好きです。素晴らしかったです。

    村上春樹作品は、昨年舞台で『海辺のカフカ』を観たぐらいで、小説もほとんど読んだことはありませんが、主人公が死を感じさせる異質な世界へ出掛けたり、新興宗教的な組織が出てきたりするのが村上作品の特徴だとすると、本作品を観ているうちに村上作品を観ているような感覚に陥りました。

    絵描きの妻の風貌、しゃべり方が鈴木杏ちゃんに似ていたこともそんな気にさせた一因かもしれません。
  • 満足度★★★★★

    大きな穴
    今観てきた。観劇後40分で初めて書いてます。
    前情報やタイトルからは想像できない内容であった。
    pitymanらしいと言えばらしいが、より舞台を自由に使っているように思う。
    劇場名が花まる学習会になっていて別劇場でも作ったのかと思ったが、王子劇場が改名だけしたそうです。花丸学習会の学習塾のビラも入っていたから学習塾の宣伝?よくわからない

    ネタバレBOX

    SF。
    人間が突然子供を作れなくなった現代世界。オーストラリアにあいた穴に死んだ人間が入ると人間は若返る。
    死を否定するこの穴を管理し始めする団体に反発しながらも絵が崇められてしまう画家。
    怪しい宗教っぽさ。生と死を愛憎織り混ぜて描く。
    たくさんの役者、高低差を存分に利用した舞台装置水。
    作演出の強い主張を感じた。
    ちょっと理解力が足りなかった私は出演者に聞いてみ話を補完してしまった。

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