満足度★★★
約55分
タイトル通り、人の行き交う“街角”をモチーフにしている風ではあったが、そこからの飛躍が大きすぎるというか、抽象度が高すぎて、途中からなにがなんだかよく分からなくなってきた。
もっと具象性を強め、“街角感”をより強く打ち出したほうが、取っつきやすくて良かったのではないか?
テーマ云々を度外視しても、同じような動きが目立ち、目にもあんまり面白くない。
とはいえ、動きの激しさや統制美に依存しないくだけ気味のダンスに物珍しさを感じはしたし、時に笑みさえ浮かべて踊るダンサーたちの楽しげな様子には少し心が和んだし、それなりには楽しめました。