落ちこぼれアイドルだった私が社長になって1年で会社を立て直した10の方法 公演情報 落ちこぼれアイドルだった私が社長になって1年で会社を立て直した10の方法」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-13件 / 13件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/07/27 (水)

    価格3,000円

    いつもの(?)ビター風味かと思いきや痛快ファンタジーにちょっぴり感動もまぶしてちゃんと落ち着くべきところに落ち着くのはさすが。
    物語はワカり易く人物設定/役割分担も的確かつやはりワカり易く、肩肘はらずに観ることができたし、何より面白かった。
    憎まれ役的な2人の人物に、ある大好きな有名作品を連想したりも……。

    ネタバレBOX

    しかしまさかのダンスシーン!(笑)
  • 満足度★★★★★

    引き込まれる物語
    何処の田舎町にもあり得る中小企業と、
    今やクラスに一人はいるアイドルのマッチングは実に面白い物語だった。
    役者さんも素晴らしい配役でマッチングし、現実世界の様に引き込まれる。
    しかし尚更の事、これまでと違う考え方を頭から否定する人。
    マイノリティな感覚を茶化す事が笑いだと思っている人。
    「みんなが」「世間が」という実態のない型から逃れられない人。
    ステロタイプ的に何処にもいる人たちと、
    一口にかたずけられないほど身につまされる切なさに目を閉じる。

    何となく座ったのが正面席でなくサイド席で、
    センターで吐露する役者さんが全て後ろ姿になる。
    表情が一切見えず、対角の役者さんもブラインドされチョット残念だった。

  • 満足度★★★★

    「HOW TO」本のような話...面白い!
    タイトルと芝居の内容の好い意味でのギャップが凄い。
    物語は、立体化した経営者向け読本といった印象である。シチュエーションは、地方のガス会社という、現代のエネルギー政策にぴったりの設定である。そして世襲社長、中小零細企業、地域密着、高齢者との関わりなどを示唆する問題の数々。そのどれにも明確な回答は示さないが、観客(自分)なりに考えるという、提起はしている。その道化的な役割を元アイドルが担っているようで興味深く観た。
    この物語の最大の見所...率先垂範する社長の「視点」と「行動力」が魅力的であった。それはアイドルも社長も「人」を思う心、そして...。

    (上演時間1時間40分)

    ネタバレBOX

    客席はL字型。劇場出入り口とは反対側に舞台セット。その作りはシンプルで、長テーブルとパイプ椅子のセットが3組。ホワイトボード、ガスレンジとダンボール箱が数個。
    社是「地域で一番愛される会社」が貼られている。

    従業員が地域の人と密に顔なじみになる営業戦略...アイドル写真のようなパネルを飾ったり、企画案を配付するなど状況の変化が一目瞭然である。観客の集中力を途切らさないよう、舞台転換は薄暗りの中で行う。何となく見えるその素早い行動の中に時間の経過を感じる。

    梗概...某地方のガス会社「小倉リビングサービス」は、経営が傾きはじめている。先代社長が亡くなり、新たに社長に就任したのはその娘である。彼女は、30歳を過ぎた「元・地下アイドル」。 作業服姿の従業員を前に新社長は「今までのやり方はダメだ!これから私たちの会社は、地域に愛されるアイドルになるんだ」 と。会社や従業員、そして彼女自身の人生の再起をかけた新たな挑戦が始まった。

    元アイドルの女性社長の魅力、コンサルタントの実務的な対応、従業員としての旧態依然な姿勢、業務提携先であるが、親会社的な立場に窓口担当者など、それぞれの立場がしっかり描かれ、観ていて分かり易い。この観せる工夫が物語を飽きさせない。その意味で役者陣の演技とバランスは良かった。

    この公演には先に記した問題提起がいくつもあるが、ガスのエネルギー政策...エネルギー選択の自由、料金抑制、供給と保安などについて説明する。そこに、消費者目線の重要性を絡める。そして環境施策も垣間見せる。その意味で中小零細会社を通じて現代日本の経営・経済を考えさせられるようだ。
    アイドルも社長も「人」を思う心、そして...「確固たる意思」が重要であると。

    次回公演を楽しみにしております。
  • 満足度★★★★

    人間関係の推移とかが巧く描かれていたかなぁと
    割と多数意見になってるような結末に関する思いは
    まぁ同感かなぁと賛同するッス(^.^;)

    判りやすく共感もしやすかった登場人物たちは好感が持てて
    物語の進み方もサクサクとしていて
    あっという間の100分に感じました♪

  • 満足度★★★★

    アイドル社長!!!
    頑張っていましたね。でも・・・
    ラストの展開もそうか~でしたね。
    (裏切られた感じかな?)
    でも楽しめました。

  • 満足度★★★★

    観てきた!
    終盤までの展開は大変素晴らしくて
    キャラも立っていて面白かったです。

    以下、個人的な好みの話になってしまうのですが……

    ネタバレBOX

    私に限らず日本人って勧善懲悪な展開が大好きだと思う。
    本作で言えば新しいやり方を否定し、意に沿った経営を押しつけようとする親会社、そして彼らに媚びへつらう常務が「悪」でしょう。
    例えベタであっても彼らを見返して胸のすくようなラストにもっていくべきだったのではないかと思いました。

    舞台を観る人の年齢層的に、世の中そんなに上手くいかない、甘くはない
    ということを現実で経験して知っているはず。
    それを舞台上で改めて見せつけられても観劇後感は良くならないと思います。
    アイドル社長は最後までまっすぐで居て欲しかった。弱音は聞きたく無かったなぁ。
  • 満足度★★★★★

    印象に残る作品
    とくに変わったことが起きるわけじゃないのに、ついつい引き込まれてしまう。印象に残る作品でした。

  • 満足度★★★

    痛快
    敵味方がハッキリしていてメリハリのある良い芝居でした。

    ラストは好みではありませんでしたが。

  • 満足度★★★★★

    面白かったです。
    次回も観たいです。

  • 満足度★★★★

    面白い
    元地下アイドルが会社を立て直すお話し。芝居には向くのかなぁと思っていましたが,いつの間にか引き込まれていました。役者さんの演技が良いですね,人物のキャラクターが見事に演じられていました。中小企業の悲哀,立場,納得できない上下関係や同僚関係,最後の本音も含めて,身につまされるようです。とても面白い観劇となりました。

  • 満足度★★★★

    見応えある“会話劇”
    “ガラス玉遊戯”は本作が初見です。

    電力自由化に次いで、ガス自由化を目前に控えたこの時期、タイムリーな舞台設定の本作。

    “元・地下アイドル”が新社長として会社の再建を画策するというのは、少々現実離れしているようにも感じるかも知れませんが、建て直しの方法(作戦)は現実的であり、さらには主人公含め登場人物それぞれの機微が巧みに描かれており“会話劇”としてとても面白いものになっていました。

    過去公演の高評価が頷けました。。。

  • 満足度★★★★★

    無題1889(16-179)
    19:30の回(晴)

    18:45受付(整理番号あり)、19:00開場。

    L字の客席、長テーブルとパイプ椅子、ホワイトボード、ファイルの棚、脚立、古いガステーブル。

    19:27前説(100分)、19:31開演~21:11終演。

    ガラ玉は「わたしのゆめ(2011/5@「劇)」からで6公演目。「説明」にある通りの筋。

    本作では(THE TRICKTOPSの)國枝さん客演。

    息継ぎが必要なほど長いタイトルは今風で苦手ですが、お話は、なかなか骨太でした。

    こういった筋立てですと、どのくらい憎たらしく、日和るキャラクターが生き生きしているかが関心のひとつですが、瀧下さん、本東地さんが巧い。

    飲み込まれそうになる中小企業の悲哀、年を重ねることによる気持ちの問題は他人ごとではないのでした。

  • 満足度★★★★

    10の方法
    引き込まれていく、会話が、おもしろいですね。設定もいいですよね。

    ネタバレBOX

    セリフをかむ場面がいくつかあり(常務さん)、集中力が途切れましたが話の展開はいいですね。突っ込みたくなるような場面で、きっちりと突っ込んでくれる展開は爽快です。いい緊張感のある会話劇だと感じました。しかし、観終った後考えているのですが、1年で会社を立て直した方法は「10」、あったのでしょうか。

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