満足度★★★★★
無題1935(16-225)
19:30の回(曇)
19:10開場、4人は自習なのか...メモを回して何か書き込んでいる。
19:20前説、丁寧な語り口でよく聞こえる。
19:30チャイムが鳴り、開演~20:22終演。
20:24~20:32アフタートーク。
以下、思ったことなど。
戯曲を斜め読みし、2回目となると見えてくることや聴こえてくるものがありました。
もし、もう少し大きな会場だったら4面囲い或いはコの字にしたでしょうか。また、客席に対して斜めに設置すれば役者さんたちの表情がもう少し見えたのかな(?)と思いました。シーンによっては手前の人(背中)に隠れて向こう側の人も見えない..など
音楽の使い方は今回気がつきました。ここもせっかくなので観客が気づくきっかけがあってもいいかなと思ったのですが、もしかして1回目で気がつかなかったのは私だけか?
1回目、お客さんから男子学生の心情変化に関する質問がありましたが、やはりやや強引な展開に思えました(何かちょっとした誤解がきっかけで...というほうが観ていて自然かも)。
学生さん+役者さんという混合チームだそうで、なのに実に自然なやりとり。話しだすタイミングや口調、速さも。
壁に沿って立っているのは、出ハケに時間がとられないのと、教室に残っている学生との関係が維持されているように感じられ、よかったと思いました。
他の芝居でもこの演出(客席の指定の椅子に座ることもあり)はたまにあり、もしかすると私がこのパターンを好きだからかもしれません。
横浜国大(@三ツ沢上町キャンパス)、東京理科大+家政大(@バビロン)、高校演劇部の同期(@兎亭)、いずれも最近初めて観た学生さんたち。
みな個性的でまっすぐ、次の公演も観たいと思うのでした。
満足度★★★★★
無題1934(16-224)
19:30の回(曇)。
時間前会場着、30分前受付ですが、待っていると先に受付をと声をかけていただく。20分前予定通り開場。対面式の客席、入口側と奥、その間に教室(4人分の机といす)。
奥に座ります。
4人は座っている。中学なのか、高校なのか、劇中、一言しか語られない。
学生服、上履き。
19:20前説(50分、定刻開演)、19:30開演〜20:22終演、20:36トーク(競泳水着上野さん)終了。
仮に3年間として、約1,000日。大きくなって振り返ってみるまでは、特別な日などない日々の繰り返し。
今日も明日も...卒業してからも。変わるのは「大人」になってからだといつも先送りする。
でも、寄せては返す波でさえ、少しずつ浸食してゆく力を持っている。
意識しないまま変わってゆく、すべては変化するか忘れてしまうか。
専修大学の演劇は初めてです。こりっちで過去公演をみると「生田キャンパス」とありますね。生田というと「日本女子大学」があり、ここの劇団ピアチェーレをよく観ていました。会場は主に代々木上原でしたが、学園祭の校内公演を観に行ったことがあります。
最初に観たときの主要メンバーは当時3年生で、卒業後ふたりは文学座(演出、俳優)に、ひとりは他の2人とユニットを組んでいろんなことにチャレンジしています。たまたま内容がSFだったので観に行ったのですがとてもよい内容でした。
こちらの公演も特に理由があったのではなく、どうも学生さんらしいというので観に来ました。
自然体の演技、一部、話し(会話)が並行するところがあり、教室の喧騒はこうだったのかな、と思ってみたり。
成長に従い「個」が強まる。「個」なのか「我」なのか。
受付~終演、アフタートークまで大変丁寧な運営でした。
満足度★★★★
若い皆さんの作品。
丁寧に作られていて、身近なところを描いています。自分、遠い過去を振り返る感じで、基本的なところはやはり変わらないのかな?とか思いました。