ゼミ『風景として立つ』 公演情報 ゼミ『風景として立つ』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
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  • 満足度★★★

    錦秋湖に面したテラス
    「風景として立つ」。錦秋湖に面したテラス状の劇場の裏を視察に。平原演劇祭のアウトラインと、嵯峨ふみかさんの出演。水没演劇祭の映像。高野さんには、あの花火と劇のシンクロは大きな成果だったとの意識があるのだと思う。

    ネタバレBOX

    --喀血劇場(from 京都)『10年後の8月も 何も言えなくて、夏』。近衛虚作による個人とプロデュース劇団。京都大学だが非西部講堂系というか。小さな地方都市の居残り組と就職出戻り組の露骨な恋と性の話に宇宙線来襲?のエピソード、死期間近の居酒屋店主の挿話などが絡みあう物語をフィジカルシアター風の演出でスピーディに描く。ベビー・ピーの初めの頃の作品と雰囲気がよく似ている。
    --劇団やっぺし from 北上市民劇場『笹リンドウを掲げよ』。二子城。和賀義忠。和賀・稗貫一揆。...豊臣秀吉の時代の物語に、江戸時代起源の「鬼剣舞(おにけんばい)」の舞踊が言及され、演じられて、本当らしさがほとんどない、テレビドラマや漫画以下の台本。東北の文化史はごく浅く、東北魂、東北の恨、鬼の精神などというのは最近出てきた流行に過ぎない。「東北ポルノ」。

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