夢で逢う / サマーホーム 公演情報 夢で逢う / サマーホーム」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-2件 / 2件中
  • 満足度★★★

    半音高い
    と言うか、そういう主義なのだと思いました。

    ネタバレBOX

    『サマーホーム』(作 岡本苑夏・演出 大内三朗)  今も昔も同じで、夏休み中の学生寮では女子学生を連れ込もうとする騒動が起きるという話。

    リュウさんが留年の留と分かったときが素敵でした。ボヨヨン上半身はあまり見たくありませんでした。


    『夢で逢う』(作 市川敬太・演出 大内三朗)  未来も含めた古今東西、女性同士の恋愛や恋愛もどきのエピソードを切り抜いた話。


    全体に半音高いのですが、自然な会話よりも台詞をはっきりしゃべることが重要と考える主義なのだと思いました。
  • 満足度★★★

    第1回公演
    いくつかの劇団等によって企画・結成された演劇ユニットの第1回公演。
    学生寮の夏を描いた「サマーホーム」、現実と妄想の狭間の恋を描いた「夢で逢う」という中編2作の公演であった。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    サマーホーム:お盆期間の大学の男子学生寮を描いた作品。帰省しなかった学生が、彼女を連れ込む計画を立てる。学年によるヒエラルキーが生み出す微妙な距離感やいわゆる学生ノリが楽しい。特に何度も留年して学生寮に居続ける年長者への微妙な気まずさが面白い。その学生の過去への回想から歴史は繰り返すを実感させる。その学生があえて家族と呼ぶ、恐らく昔の学生寮の仲間達への思いや哀愁も漂わせるが、この辺をもう少し掘り下げれればより面白くなったかもと個人的には思った。

    夢で逢う:語り部の女性二人と異なる4組の同性愛を描いた作品。4組の話は現実と妄想の狭間であり、それが語り部である可能性もあるが、濁して想像させる。ただ、やや分かりにくく女性同士の恋愛という事もあり感情移入はしにくい。梯子を使った舞台作りに工夫がみられ面白かった。

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