満足度★★★★★
新たな扉が開かれました
男性、女性といった性別の括りではなく、人間の表と裏、本音と建前、光と闇を感じることの出来るステージでした。
それを色濃く女A、B、Cという個性もバラバラの三人が描き出しており、今回も終始引き込まれてしまいました。
おこがましくも下手側一番前で見せていただいたのですが、
一人セリフのシーンが皆さんとても素晴らしかったです。
一見、物語から切り離されたかのようなこのシーンが、実に見事に、そして不気味に話と繋がっていました。
途中から、死の恐怖が客席にまで伝わってきて、女Cがお茶を入れ直して戻ってきた際には、声を聞いて思わず体がビクッとしてしまったほど。
カーテンコールでも三人の顔を見て思わず「殺される!」と思ってしまい…アフタートークの三人の笑顔と楽しいお話に心底ホッとしました。
また、新たなヤヤさん、ひかりさん、紗弓さん、そしてMono-Musicaさんを見せていただきました。
年末の本公演も楽しみにしております。
満足度★★★★★
よくできてる
モノムジカの三月兎の会、観劇。それぞれの個性が醸し出す味のある空気感、重厚でドラマチックな音楽の世界観。何層にも仕掛けられたストーリーの面白さ。兎にも角にも見応えのある3人劇で凄かった。
この劇団、歌も上手い、演技も上手い、ストーリーも音楽もいい、それに美形の役者さんばかり。そんな理由で毎回、楽しみにしています。
満足度★★★★★
無題1878(16-168)
14:00の回(晴)
13:30受付、開場。Live Houseということでステージにテーブルと椅子、両サイドには大きなスピーカー。
気品ある柄のティーセット、お茶会の用意は万全。
13:45前説(70分)、14:01嵐の音、開演~15:14終演。6公演目になりました。
密室、死、残されたメッセージ、秘密..と素材は揃い、挿入される歌(生声)は天空に架けられた虹のようになんとも美しいハーモニー。
謎解きは最後に...洒落たエンディングでした。
余談ですが、私の場合「三月兎」=「3月ウサギが集団で」です。