満足度★★★
ダメはダメを呼ぶ・・・
初見の劇団だと思っていましたが、2014年9月公演の「Libido」を観ていました。
さて、“ダメな男女のダメな恋愛”を描いた本作。
『どうか彼らを笑ってあげて下さい。そこにしか救いはないから・・・多分。』
というコピーがあるが、
自分を正当化するための“自己欺瞞”や、相手を思いやらない“自己中心的”な言動など、傍から見ると“笑える”を通り越して“イライラ”するんですね。
そういった意味では、よく出来た作品だと思います。
ただ、全体を通してテンポの変化に乏しいというか、各シーンが間延びしているというか、2時間という上演時間はちょっと長いように感じました。
満足度★★★★
面白い2時間
まず劇場の環境がよかった。 全3列の座席は列ごとに段差がついており、隣の間隔にも結構ゆとりがある。(満員御礼日の場合はもう少し狭まるのかもしれませんが)
そして座席全体のスペースよりも広い舞台。
とても観やすくて贅沢な観劇環境だと思いました。
役者さんはまだ舞台経験が少ないのか、最初演技に不自由感がありましたが等身大の恋愛問題がテーマということもあり問題なく楽しめました。
色んなダメ恋愛ケースが絡まり2時間はあっという間でした。