満足度★★★
もう少し観(魅)せる工夫があれば...
国はもちろん、当時とは社会・政治状況が違うにも関わらず、今でも世界中で繰り返し上演される有名な物語。表現はふさわしくないが、この手垢のついたような物語は今でも多くの人を魅了する。表層的には、家同士の確執や大人の思惑を越えて男女の悲劇的な純愛が心に響く。そこには時代や場所が違っても普遍的な「愛」を感じるからではないだろうか。本公演では、その描きが弱いような...。
満足度★★★★
良かったです
女性だけで演じられた、ロミオとジュリエットですが、男性を演じた女性陣の熱演もあり、違和感なかったです(身長に関しては、やや気になりましたが)。
展開がスピーディーで、どんどん惹き込まれ、やっぱり「ロミオとジュリエット」という作品は、悲哀ではありますが素敵だと再認識しました。ラブシーン・剣捌きなどは、もう少し見応えがあるといいと感じましたが、皆の熱演が良かったです。そして、ジュリエット役の梨沢さんが美しく、ティボルト役の長谷川さんは凛々しかったです。真面目な劇団が、真面目に作った舞台という印象で、良い舞台でした。