too fast to live,too young to die 公演情報 too fast to live,too young to die」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    room16「too fast to live,too young to die」、6短編のオムニバス、皆独特のroom臭。序盤2編はペーソスある人格破綻喜劇、中盤2編は詩的描写の妄想劇、終盤は社会の闇を見据える「ダーク・room」。見たくない心の闇が大人のエンターテイメントに。

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/03/10 (木)

    以下6本のオムニバス公演。
    ・シチュー
    ・ビルディング
    ・妄想族
    ・公園
    ・最期の部屋
    ・ヒーロー

    ネタバレBOXに個別の感想を書きました。

    ネタバレBOX

    ■シチュー(room16)感想】生き生きとした姉妹のやりとりは魅力的。特に藤島さんの動きのある表情が面白い。たぶん母が話のキーで梅宮さんの"壊れてる感"のある演技も良かったけど、共通背景の認識が観客に育つ前のトップバッターってことで、恐怖が伝わり難いのが勿体無なかったかな。

    ■ビルディング(room16)感想】本作だけ共通背景との繋がりが薄めで(想像はできるが)、やや浮いた感じ。いつもの中内さんノリが十分に楽しめるが、中内さんの存在感が強い故の乖離なのかも。

    ■妄想族(room16)感想】mini-oniさんのキャラ好きだなぁ。表情に特色のある役者さんは、観ていて楽しい。筋としては犯行計画の盛り上がりは面白かったが、そこからオチへの落とし込みがちょっと難しかったかな。

    ■公園(room16)感想】状況把握に頭を悩ませるサスペンス感が好みで、一番面白かった。結末を冒頭で突きつける構成も本作の味に合う。芝居としては夫の気持ちが折れる瞬間が醍醐味と思うが、上手く拾えなかったのが観客として無念。も一度観たい。

    ■最期の部屋(room16)感想】永田さん役が共通背景の終末観・厭世観を代表している感じ? ここをもう少し掘り下げても良さげだったが、山本さんが全部持ってっちまった感ありありwww
    山本さんの存在感大。囁くような独り言が至近席にだけ届いて局所的にバカウケ。

    ■ヒーロー(room16)感想】最終的に本作で一連の共通背景を総括している感じで、吉田さんの醸す雰囲気はさすがに絶大。ただし、話の筋的には新鮮味に欠ける気も否めない。雰囲気に相応する驚きも欲しかったと思うのは私が欲張りなのかな・・・

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