あの日々の話 公演情報 あの日々の話」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    聖戦
    面白い。95分。

    ネタバレBOX

    石川(前原瑞樹)…1年。高校で童貞卒業済。
    斉藤(野田慈伸)…次期副会長。22歳童貞。文のことが好き。
    浅井(木下崇祥)…DJ研究会と兼務。コンドーム持参。
    細川(山科圭太)…OB。前会長。関西弁。洋子は彼女。
    小川(近藤強)…社会人学生。離婚暦有。
    麻央(菊池真琴)…1年。バッグにコンドームを忍ばせる。
    沙織(高田郁恵)…次期副会長。洋子と文の仲立ちに四苦八苦する。
    文(長井短)…1年。麻央の親友。トンがってるファッション。
    洋子(森岡望)…OG。麻央が細川にベタベタしていることが気に入らない。
    店員(玉田真也)…カラオケ屋店員。高卒。

    とあるサークルの選挙後の飲み。男だけでの悪ノリ、バカ騒ぎなシーンと、女だけのジットリしたシーンの後、男が女のバッグを漁っていたことが発覚し、テンションだだ下がりになるという話。

    洋子の文とのバトルシーンの沙織が、いじらしくて面白い。
    歳童貞の斉藤は、メリハリのあるキャラクター(と演技)でいいアクセントだった。その斉藤が童貞とわかった際の石川のやや上から目線もいい。

    バカな感じと微妙な人間模様を堪能できる、単純にいい作品だった。
  • 満足度★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    玉田企画の【あの日々の話】を観劇。

    大学サークルで総会を終えて、カラオケをしている男女の話し。

    毎度の事ながら、男女の関係を妙な空気感で見せている。
    密室劇で、ポツドールにやや似ていて、好きだけど告白出来ない?性交したいけど出来ない?というモヤモヤな男女の気持ちを、現代口語演劇で表現している為か、観ている観客はたまらなく面白い。
    呑気な恋愛物かと思いきや、平田オリザの様にほんの少しだけ社会背景を見せてくれる辺りは抜群である。

    何時観ても外さない劇団である。

    お勧めである。
  • 満足度★★★★★

    あるある的な
    面白さ

    ネタバレBOX

    新部長を決めた日に毎年行われるカラオケオールに参加している大学サークル部員たちの一晩の話。

    サークル内の古臭い常識、童貞が分かって上級生と一年生の立場が逆転するなど、いかにもありそうなところが面白かったです。

    やれるやれると期待して、結局は童貞を告白しただけに終わった上級生の虚しさ、徒労が光っていました。

    OB、OGが出てくるところはこれまでの合宿型コメディと同じでした。
  • 満足度★★★

    約95分
    当事者にとっては大変、ハタから見れば滑稽なシチュエーションにある若者たちの心の機微をリアルかつ細密に描き、感情移入とクスクス笑いを誘わずにはおかない玉田企画。
    本作はそうした心の綾や葛藤がいつも以上に細かいドットで描かれていた印象。
    ために情報量が多く、観ていて少し消耗したけど、可笑しな場面がひきもきらず、退屈はしませんでした。

    いつものような“旅の夜のお話”ではないため、旅情と結びついた淡くも甘美な叙情性(笑いだけでなく、私はこの団体のこの部分も好き)に浸れなかったのが少し心残り。

    笑えるだけじゃなく、少ししんみりできないと、玉田企画を観た気がせんなぁ。。。
    これまでに比べると内容が散文的に過ぎるので、しみじみしづらいのは致し方ない?

    ネタバレBOX

    “この機にコクろう!”とか、各人がそれなりの気負いを抱いて参加する“旅”のお話ではないために、ドラマ性もいつもより稀薄か?
  • 満足度★★★★

    臨場
    その場に居合わせたかのような感覚になった。開けるべきではない心の扉が次々と開いてしまうところが面白い。

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