「火學お七」~ある都市の熾火の記憶~ 公演情報 「火學お七」~ある都市の熾火の記憶~」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    中抜き

    ネタバレBOX

    赤線廃止前夜の娼婦たちの悲しみ、情念を、お七を題材に今日的要素も取り入れながら描いたような話。

    赤線が廃止されても娼婦が帰れない理由として実家が立ち入り禁止地区というのがあり、ドキッとしました。

    ただ、商店街の一部が燃えて大型開発を目論む商店街のおっちゃんたちが笑うというシニカルコメディシーンで終わるのを見ると、長々と女の情念を演じていたのは何だったんだという気がしました。
  • 満足度★★★

    約90分
    少しとっつきづらい岸田理生作品をほどよくショーアップし、楽しく、分かりやすい劇に仕上げよう。
    この方向での頑張りが実を結んで、なかなか面白く観られましたが、原作の冗長さはいかんともしがたく、繰り返される同一モチーフにだんだんと飽いてしまって、終幕が迫る頃には、少し気が遠くなってしまった。
    眠らずに済んだのは、女郎屋の三人娘が可愛かったお陰か?

    ネタバレBOX

    今流に言うならば、火フェチが高じて放火に走った女の話(なんて言ったら身も蓋もないが。。。)。
    火を直接的には表現しない演出が良かった。
  • 満足度★★★

    おてでこ初見!
    舞台装置はシンプルながらも、パーカッションが奏でる効果音に癒やされながら、岸田理生さんの原作になぞりながら、おてでこ風にアレンジした表現はよかったし、とてもよかった90分でした。

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