満足度★★★★
WHITEを観ました。
隙のない演出、実力ある/将来が楽しみな若い俳優たちによる舞台。
見応えがありました。
一方で、男性目線で描かれ、女性の登場人物についてはほとんど人格・内面が描かれることがない舞台を、ほとんど女性ばかりの観客が観ているという事実に、ふと、不思議な気持ちにもなりました。
満足度★★★★★
White初見
まさかの最前列センターだったので(セットが3階建てなこともあり)ちょっと不安だったんですが、終わってみれば中川フランキーの歌や表情がガツンと来てただただ素晴らしいだけでした。
中河内トミーは嵌り役、海宝くんボブはまるで変化のなさにボブの持つ天才の片鱗を感じ取れました。変わらないし、ブレない。映画でもそうでしたが、ニック脱退時の2人への「大丈夫、俺がいなくなったことにも気付かないだろう」が耳に残って切ない。ナンバーも耳に残り、各々の表情も残り、あらゆる余韻がたっぷりな舞台です。
満足度★★★★★
RED初日
1幕途中(具体的には「Oh What a Night」から)号泣が止まらず……。観る前から演出が好みだと舞台設置で知っていました。目にしたらもう分かる。
中川晃教さんをきちんと観るのは初めて。噂にたがわぬパワーと繊細さ。彼を観られて彼の歌を聴けるだけで充分というところはあるのに、舞台としての作りも誠意に満ちています。歌詞が日本語なのがまたきちんとミュージカルとして作られています。英語・日本語と入り混じっているのも、日本ではわりと日常的なので違和感なし。栄光の瞬間は、眩しくて眩しくて思わず目を細めてしまうくらい。矢崎ボブは厭味のない知性と才能がしっくり同居。初日のご挨拶で矢崎さんご本人が「ファンについてコメントするセリフがあるけど、やっと初日で客席を前に落とし込める部分があった」とのこと。説得力のあるお芝居でした。
満足度★★★★★
圧巻のチームホワイト
昔、トニー賞授賞式のパフォーマンスを観て以来、いつか日本でも観られる日が来ることを切念していました。
映画で、観て、来日公演も観て、日本で上演するなら、フランキーバリを演じるのは、中川さん以外考えられないと思っていました。
その夢想していたキャストの他に、海宝さんがボブ役を演じると知って、早くからホワイトチームのチケットを買って、首を長くして、この日を待ちました。
素晴らしい!!期待を遥かに上回る、日本独自の「ジャージーボーイズ」誕生に拍手喝采です。
日本語の歌詞のお蔭で、メンバーの日常と歌がリンクしていたことを実感し、昔以上に、フォーシーズンズの歌が好きになりました。