欲しいと言ったり、嫌だと言ったり 公演情報 欲しいと言ったり、嫌だと言ったり」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    よこしまブロッコリー「欲しいと言ったり、嫌だと言ったり」、有機的なモザイク画のような、自分の価値観に囚われた嫌な人間関係が、観ていてするする入って来る。内に秘めたしがらみをまとったまま、解決する事なく生きていくしかない群像劇。人生経験が長いほど共感。

  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2016/07/02 (土)

    物静かな佇まいを演出する音響と照明。とくに木漏れ日を想起させる照明が観客を舞台の空気に浸らせてくれました。(以下、ネタバレBOXへ)

    ネタバレBOX

    じわじわと登場人物の関係性が明らかになっていくにつれ、心の揺れが見えてきて、振る舞いの意味が分かってくる。複数の関係のうち、どれかが話の主体って訳じゃなくて、各々が問題を抱えている様を順繰りに見せていき、連鎖していくのが、集団に現実感を与えている。諍いもただ言い争うだけでなく、当人なりの相手への心遣いが感じられる一方で、それでもなお伝わらない・認めたくない・許せないといった「本人が制御できない感情」の機微に支配されてコミュニケーションが纏まらないのがもどかしくて心に迫る。心理分析みたいな表現が随所にでてくるのも、肉付けとして面白かったです。オーナーと金沢さんがLINEと口頭で会話するシーンがとても好きです。不自由なコミュニケーションの象徴みたいで、それでも一言一言を大事する感触が悲しくも暖かい。「あなたをお金と思いたくない」が搾り出す様に出てきたのが沁みました。
  • 満足度★★★

    欲しい⇔嫌だ?、白⇔黒?
    人との関係は簡単にシロクロつけられるものではない。
    全てを語らないがいろんな関係が見えてくる。
    解決することなく終わるが、ウジウジしてないで前に進めってとこかな!?
    ところどころ笑いもあり面白かった。

  • 満足度★★★

    もうあなたの心は決まってる
    仮面夫婦や様々な問題を抱えた人たちが集まり、山間深くの断食道場が舞台ということもあり、ゆっくりした時間の中で人間関係が味わえる。
    人生は白黒つけられるものじゃないのよね~ぇ。
    ラストは解決してない感じだけど、なんだか明るい!

    そうそう、画家さんの診断!?
    人の心って本当に筆に現れるんですかね。
    でもそうだったら、なんだか最高に面白い!
    絵であんなふうに今の心がわかっちゃうなんて.................................。

  • 満足度★★★

    う・う~ん
    どうなんだろうねぇ。僅か1時間ほどの芝居で「世の中見ちゃった」なんてね。
    夫・妻・夫の浮気相手・画家・オーナー・オーナーの弟・医者・・・・
    それぞれに問題抱えてましたが、皆人生ある意味謳歌していましたよ。
    お坊さんよく似合ってました、座禅の心を説くあたり素晴らしい。

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