ゴジラ 公演情報 ゴジラ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★★

    ゴジラ千秋楽
    最前列と2列目の座布団席が「かぶりつき席」で2500円でした。おかげで3回見に行けました!自分でも可笑しかったり情けなかったりしますが、3回目でやっと分かったことがあったり、3回目でやっと見ることができたシーンもあったりして、気に入ったお芝居はできたら複数回見に行きたいものです。

  • 満足度★★★★

    初★離風霊船。なるほど。
    伊東由美子を初めてはっきりと観た。
    芝居・・・お茶の間と、ゴジラと、ヤッホー山彦君。ネタバレになるが、ゴジラは隠喩でなく「登場」する。という時点で既に隠喩的、ドラマなのだが、これは何の隠喩である、といった解説らしき言葉を一切使わず、作者はドラマを進めて行く。平易で、飾らない、ある種の演劇チックな台詞満載ではあるが、それも含めてみれば素朴な、お話と言える。現実味という点ではとうにメーターを振り切った展開でありながら、流れるのは日常の時間で(それが芝居を浮つかせない手綱になっている)、俳優は目いっぱい戯画的にキャラ設定して汗だくに演じるのに、どこか行儀のよさが恐らくは戯曲に備わっていて、あくまで真面目に突き進む人物の意思を作者は貫徹させ、最後にダメ押しのように実直な台詞を畳み掛ける時、どうやらこの「芝居」の骨のようなものが見えてくる。そんな具合にこの舞台の現象を楽しんだ。と同時に、座長の自在な演技者振りや、舞台装置の懲りよう、俳優たちの堅実な演技も堪能し、それらが報われた舞台であった幸福を覚えながら、劇場を後にした。
    はっきり言えば、芝居の趣向になっている部分はしばしば古さを醸すのだが、「隠喩」の巨大な謎かけの引力が働き、その引きつけただけの回答を観客に受け渡す戯曲の強みがある。 

  • 満足度★★★★

    楽しめました
    全くもってありえない話なんだけど、なんとなく納得させられて、入り込んでしまいます。往年の怪獣ファンには小ネタも実に楽しい。

  • 満足度★★★★★

    ゴジラ再び
    面白かったので、また行って来ました!普通の指定席がなくて「かぶりつき席(最前列の背もたれのない席)」でしたが2時間大丈夫でした。小学生くらいの男の子が来ていて、ちょっと心配しましたが、よく笑い最後までしっかり見ていて感心しました。

    ネタバレBOX

    かぶりつき席はやよいさんの涙までしっかり見えて良かったですが、意外なもの・・・ゴジラが自分の作る影を気にしながら演じていること(そう見えましたが)円谷さんがゴジラをぶつ時は実は肩においた自分の手の甲を打っていること・・・などが見えて、へえ!と思ったらそっちに気が取られたりしてました。ゴジラが警察官ハヤタに銃で撃たれるシーンがありますが、弾丸はゴジラを貫通し腹からも背中からも赤い血が流れ出ます。先日見た時は銃声だけだったので演出が変わったのかと終演後にたずねたら、先日は仕込んだものが不発(?)だったとのことでした。今日見なかったら知らないままだったわけで、舞台は生ものですね。
  • 満足度★★★★★

    多くの方に観て欲しい。
    役者の演技は勿論、舞台セット、照明、音響、全て駆使した名作です!
    演劇は総合芸術というのを再認識させる舞台でした。
    こんな風に思わせる劇団離風霊船は力があるなぁと改めて思いました。


    ネタバレBOX

    ラスト前の弥生の語りと音楽がとても合っていて、良かった。
    壮大な世界観を感じた。
    上手く言葉でまとめることが出来ないぐらい、演劇でこれだけの壮大感を感じた舞台は初めてである。

  • 満足度★★★★★

    ゴジラ
    「ゴジラ」と聞いただけで見たくなりました。今までタイトルに怪獣とか警備隊とかついたお芝居を見ましたが、怪獣は演者の視線の先にしかいなかったのです。それがゴジラは演者がいます!まさか着ぐるみ?安易にお面?

    ネタバレBOX

    そのどちらでもありませんでした。役者がそのまんまゴジラやモスラ、ピグモンを演じていました。ピグモンの両手首がちゃんと前に垂れているのが笑えました。そのほかにもジャミラやヘドラが会話に出て来るし、ウルトラマンも出て来たのがうれしかったです。ゴジラと人間の女性の恋物語。最後のシーンは奇跡が起きたのだと思いたいです。
  • 満足度★★★★★

    名作の2016年版
    本家のゴジラ、一見の価値ありでした。

    ネタバレBOX

    1984年のゴジラ映画でゴジラが伊豆大島三原山の火口に突き落とされたラストシーンの記憶が残っている1986年に、その三原山が噴火したのを見て当劇団の大橋泰彦さんが着想し、1987年8月に初演された作品の2016年版。

    まさか、円谷監督やウルトラマンまで登場していたとは思いもよりませんでした。

    最近の時事ネタは入っていましたが、大声の警官が登場するなど何となく当時の小劇場はこんな雰囲気だったのかなと思わせる一方で、古臭さも少し感じました。

    「初キスは放射能の味」なんて台詞は、原発事故は絶対起きないという前提に立っての洒落だったのでしょうが、最近阿曽山大噴火さんがTBSラジオに登場するときなど阿曽ちゃんと名乗っているように、今や笑えないジョークになりました。

    ラスト、巡視船かとりに乗り込む前に一之瀬やよいがおばあさんに「ゴジラは?」と聞いたときに、おばあさんが言った「何バカなこと言ってるの」は全く以って必要のない台詞だと思いました。この一言で、それまで見ていたゴジラの存在が否定され、モスラとピグモン夫婦も単に似た夫婦がそこらにいただけのことにされ、全ては夢見る少女の妄想、結局は夢オチで処理されることになってしまいました。ゴジラは本当にいたで良かったじゃないですか。せめて、おばあさんにはやよいの言葉が聞こえなかったくらいにして、どちらでも解釈できるようにしておいてほしかったと思いました。

    余談ですが、2012年に雀組ホエールズが『ゴジラ』を上演した時のやよい役の棚橋幸代さんがものすごく可憐だったのを今でも覚えています。と言うか、そのことしか覚えていませんでした。
  • 古き良き時代
    古き良き時代の芝居を見せていただいた感じ。

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