無題1775(16-065)
18:00の回(晴)
17:30受付、ロビー開場、17:51開場。
下手側に横長の白い衝立、天井から電球がふたつ、鳥のさえずり、18:04舞台奥、背を向けている、18:09振動音、黒い衣装から赤へ~19:03終演。
衝立に映像、そのフラクタルアートのような映像と身体を重ねたり、客席を睨んだり、行ったり、ポテトチップスを食べたり、観客に握手を求めたり。
アフタートーク19:08~19:39。
映像を用いたものでは美術館の壁にプロジェクションマッピングで投影した巨大なもの、会場の壁一面に映したもの、スクリーンやモニターなどいろいろ観ましたが、本作では(まったくの個人的な感覚にすぎませんが)中途半端な印象を受けました...といってよいのか、よくわかりませんでした。映像にダンスが、ダンスに映像が欠かせない要素だったのだろうかなぁと。もともとこのユニットの核になっている部分が私には合わなかったのだと思います(すみません)。
観客との接点...舞台に上がったり(ダンス)、台本を読んだり、意見を求められたり(演劇)、飴をもらったり、そういうこともありましたが、それはそれで全体の流れの中で自然な(場合によってはハプニング)ものとして感じました。たとえば、倉持さんが関わっていらっしゃるUPLINKでのTABATHA公演などは客席を巻き込んだ演出でみんなそれをわかって観に来ている。
どうして最前列のお客さんに握手(コミュニケーション)を求めていたのでしょう?こちらからも手を差し伸べていてたら何かが変わっていたのでしょうか?