メロメロたち 公演情報 メロメロたち」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.3
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  • 満足度★★★★★

    鑑賞日2016/07/30 (土)

    物凄く良かった。山崎彬の感情を揺さぶる力強い筆致と岡田太郎の楽曲が、がっちりハマってた。自分でもよく分からないところでボロ泣きしてしまって吃驚。『わが星』と同じ様な体験。魂鷲掴みにされた感が凄い。演劇でなければ味わえない体験。これがあるから止められない。

  • 満足度

    ドラムはよかった
    悪い芝居の作品は「カナヅチ女、夜泳ぐ」と「キャッチャーインザ闇」しか見ていませんでしたが、いずれもいい印象があり、とりわけ「カナヅチ女」は傑作だったと思っています。石塚朱莉見たさもあり、久しぶりでしたがかなり期待していたものの、こんなしょうもないものを見せられるとは、という感想となりました。



    ネタバレBOX

    バンドマン、少女(女子高生)、戦争といった要素が三位一体となって進行しますが、バンドマンはまあいいとして、わざわざアイドルを起用してセーラー服めいた衣装着せてそれに機関銃持たせるとかいう安易なステロタイプ手法にまず辟易として、それが展開上なんかのパロディであったことが明かされるならともかく、作劇上のガチ要素としてたびたび登場してもう完全にうんざりしました。

    高校生が学校で軍事演習をし、必要とあらば戦場で戦う、というモチーフにしても、それを2016年にガチでやるにしては、現代における戦争形態についての蓄積もまるでなく、「バンドマンのはげしい生」の舞台装置として採用されているにすぎないため、「戦争」という題材についての誠実さを欠いている印象となり、つらい。

    唐突に「ピンポン」のパロディやるところはおもしろかったですが。
  • 満足度★★★★

    約170分(休憩込み)
    悪ふざけ、詩情、エロス、今っぽさ、音、色彩…。それらが混然となったカオスな劇世界は相変わらずの吸引力。
    だが今作は劇構成までが雑然としており、ネタバレに書いた諸要素がすっきりと収斂せず、少しモヤッとした気分で劇場を後に。

    ネタバレBOX

    バンド、戦争、女子の友情。この3つがもっと上手く統べられていれば、より見応えは増しただろう。

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