『からす食堂』『黒い三人のこども』 公演情報 『からす食堂』『黒い三人のこども』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • みなさんが
    ガレージのような会場で趣があり、皆さんが楽しんで作品を作っている感じが素敵だった。ただ、正直もっと麻由さんを観たかったなぁ。◆この公演は江本純子さんのためのような公演だった気がする。これまで江本さんの作品で麻由さん素晴らしさが引き出されてきた、そのお返しのように思えた。何だか、大きな愛を感じた。上演は短編2作品。ナンセンスとリアル。昨夏の母の葬儀を思い出した。可笑しく、切なかった。

  • 満足度★★★★

    手作り感が溢れてた。
    104Rmond(アーモンド)という、山手通り沿いの不思議で面白い空間で、4年に1度の2月29日に。

    主催?の佐久間さん、よくぞココを見つけたな!と思うほど。
    風の音や雨音、表を走るトラックの音、そし寒さ笑。それらひっくるめて体験型会話劇だった。

  • 満足度★★★★

    遺骨
    面白い。85分。

    ネタバレBOX

    「からす食堂」
    店主(江本純子)のからす食堂に昼休みの男(富岡晃一郎)がやってくる。ちゃちゃっと済ませたい男に対してわちゃわちゃうるさい店主。男はコーヒーに満足しつつもイライラして店を出る。そこに下着姿の汚らしい女(梨木智香)がやってきて、店主と口論になって…。
    店主に対する男のキレ具合にウケた。店主、いいキャラしてた。後半は女と店主のぶつかり合いだけど、もう一ヤマあってもいいかな。キョンキョン来るといいね。

    「黒い三人のこども」
    母が他界したその葬儀から火葬、納骨、晩餐を淡々と描く。
    ちょいちょいユニークなとこも挟みつつ、遺された子(30~40際位)のどこかたどたどしい対応と、ちょこっと想いが描かれる。自分に置き換えちゃうと、うーんと唸ってしまいたくなる感じがあった。
    ヒーター(温風扇風機)を火葬場の火に見立てるとか、ガレージの外側も使いつつの演出はならでは。ただ、席が自動配席で見にくいのが残念。後方の席なら立ち見してたかな。
  • 満足度★★★

    初江本純子/90分弱
    騒々しい「からす食堂」と、粛々と進んでいく「黒い三人のこども」。
    対照的な二作品を楽しみました。
    ただ、「からす食堂」はドリフのもしもシリーズさながらで、その面白さはテレビでも表現可能なもの。わざわざ足を運んで観るほどのものじゃあない。
    月刊「根本宗子」のファンとしては、ねもしゅー以外の演出下で演技をする梨木さんが新鮮ではあったが。
    ガレージを会場にした意義は、二作目「黒い三人のこども」に至ってようやく感じた。

    ネタバレBOX

    二作品のうちでは、葬儀風景を淡々と、粛々と描き、儀礼というものの無意味さ、バカバカしさ、ひいては人生の無意味さ、アホらしさを浮き上がらせる「黒い三人のこども」をより面白く鑑賞。
    「からす食堂」とは対照的に、役者が声を張らずぼそぼそと喋る割には室内の機械の作動音、表通りの車の音などがやかましく、セリフの聴き取れない箇所が多々あったけれども。

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