HARD LUCK SHOW 公演情報 HARD LUCK SHOW」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 2.9
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2016/04/24 (日)

    長過ぎる。劇研アトリエであの長さだと観客の集中力がもたない。題材は悪くないし、ラストも良かったので勿体無い。1人2人減らして凝縮して欲しかった。石澤希代子にあの役あてると相当良くなるから演出が頼ってしまったかな?中西柚貴のミスには吃驚

  • HARD LUCK SHOW
    舞台セット、小道具などの細かいところがよく作られてるって感じ!
    舞台と客席をバラエティ番組の観覧席みたいな感じにする手法も面白かった。
    番組として進められるクイズ番組。そのクイズには、知られざる真実が!
    というような話なのですが、クイズの演出が凄かったなーと思う!

  • 満足度★★★

    エンターテイメントでした。
    スタッフもセットも良くて、団扇のサービスとか
    休憩中の写真撮影OKとかサービスが良いです。
    舞台は恨みを晴らすためのクイズショウでした。
    予定通りに行かせないハスした終盤も良い!
    でも、広げ過ぎて纏まらない空気の中
    なんとか雰囲気で終わらせた感じなので、勿体ないかった。
    でも、エンタメはちゃんとしてましたよ。

  • 満足度★★★★★

    最高難易度に挑戦した役者陣!
    学生劇団とは思えない高度な演出。(もっとも本人たちには学生劇団という意識はないだろうが。)
    学生劇団の水準を遙かに超えた舞台美術、照明、音響、全てが最高レベル。そして、最高難度の演技を見せてくれた役者陣。拍手を贈りたい。

    ネタバレBOX

    演劇はときに格闘技と言われる。役者同士の戦いというだけでなく、役者陣と観客もある意味戦いなのだ。素晴らしい演技で感動させ観客を跪かせるか、期待に応えられなくて観客にそっぽを向かれるか、これもまた重要な戦いである。

    その戦いの場で、今回東京ジャンクZの役者陣は全ての武器を取り上げられた。

    彼らは身体能力が高かったり、スタイルが良かったり、ダンスが華麗だったり、動きがしなやかだったり、実はとても武器を持った役者たちなのだ。今までそれを駆使して観客を魅了してきた。ところが今回、役者陣からそれらの武器を全て奪い、それで2時間半の長丁場の芝居を成立させてみろという演出家からの指示なのだ。なんという恐ろしい指示。なんという難易度。通常の役者であれば30分も持たないだろう。

    芝居の開始直後からラストシーンまで、椅子に縛り付けられたままで、指先の先にまで神経をとがらせて、身体的苦痛、演技的苦痛、観客からの視線という苦痛、それらに耐えながら、見事に戦い抜いた。観客のほとんどは今回の勝負がそれだけハンディをもらった勝負だということに気づいてないだろう。しかし、気づいた観客は、通常の作品以上に打ちのめされたはずである。
  • 満足度★★★

    神のゲームか悪魔のゲームか
    煌びやかなライトとリズミカルな楽曲、そして派手でハイテンションな司会者とともに始まるクイズ番組。
    いまやテレビ番組の定番であり、そう珍しいものではない。

    ただし、回答者が椅子に縛られ拘束され、しかもクイズの内容が「回答者自身のプライベートなこと」であることを除いては。

    東京ジャンクZvol.5 『HARD LUCK SHOW』

    騙されて連れてこられた卒業間近の大学生達。
    回答者はこの5人。

    誰も知らない、自分しか知らないはずのことがクイズの問題となる。しかも正解も間違いなく存在している。
    出題者は全てを見通せる『神の視点』とでも言うべき超常的な力を持っているのだろうか。
    さらには全問正解の賞品は「今までのハードラックな人生をチャラに出来る」というにわかには信じがたいもの。メフィスト・フェレスがごとく囁き。
    ならば、より正しくは神ではなく悪魔の方か――。

    情報化の所為で、Facebookで趣味と人間関係丸分かりで、Twitterはバカ発見機と呼ばれ、LINEでは秘密が暴露され、全てが「視覚化」される時代。
    全てを知っているのは神か悪魔か、それとも――システムか。


    シリアスで全編緊張感のある舞台。特に回答者の答えが正解か否かが分かる前の緊張感といったら半端ない。

    前述の通り、ほとんどの役者陣が椅子に固定され動かない――というか動けない。
    全席自由なため「じゃあ、それなら憧れの俳優さんの近い席に~」といったことも可能であり、主催者側もそう意図していると思われるのだが……。

    目が合いっぱなしで、いたたまれないよ!!
    これは目をそらさずにはいられないですわ。
    無理だわー。僕には無理だわー。舞台上の役者をずっとガン見し続ける精神力は僕には無いわー。

    役者のほとんどが動かないということは、舞台上の動きも乏しいということになるのだが、舞台上にギミックが多数仕掛けられ、司会者役のハイテンションさもあり飽きさせない工夫はされている。
    ただ同じような『クイズ』が続いてしまうところは、やや退屈に感じてしまった。
    (なんとかショートカットしようと試みはされていたようだが)

    触れ込みは『お客様体感型のアトラクション番組』。
    その通り、観客も『舞台の装置』として取り込まれているのが面白い。
    10分間の休憩時間でも観客は装置として取り込まれたままである。実にメタ的。

    一番、魅力的キャラクターだったのが、平さん。
    あの何をするか分からないピーキーさは本当に魅力的!(ホラー的な意味で)

    二時間という長丁場であり、ややお尻が痛くなったが、同じような時間だけ椅子に固定された役者の方のことを思うとマシかもしれないね……。

    ネタバレBOX

    超常的な力を持った「神のゲーム」みたいなものかなーと思わせておいて、実は「ほぼ個人によるゲーム」というひっくり返しが面白いね。
    確かに一定の技術さえあれば可能だ。配信するのはニコ生? ツイキャス? 情報化社会の皮肉。

    終わりのオチも面白い。
    ただ、その面白さはあくまでアイデアとしての面白さで終わっていて、きちんと最後まで物語として落とし込めてなかったのが残念。アイデアは良いだけにとっても残念。

    東京ジャンクZさんは「人間賛歌」をキーワードにしているとのこと。
    であるならば、さらにあの状態からその先を描いてこそだと思うのだ。Twitterでやらかした彼ら。彼らのその後を是非とも観たいと思う。

    そう、前作の『蒼いラフレシアの鼓動』でもそうだったのだが投げっぱなしエンドは良くない。ちゃんと広げた風呂敷は畳んでほしい。
    佐々木さん(前作のヒロイン的存在)は助かったんだよな!!! こっちはまだ気になってんだよ!! 『絵本入りこみぐつ』使うぞ! ゴラァ! 

    ……失礼。
    閑話休題。

    観客も舞台の装置として取り込むというアイデアもそうで、休憩時間までは上手く使っているのに、後半ではほとんどその役割が放棄されていたのが実に勿体無く思ったな。
    最後まで上手く活用できず物語として組み込めていなかった。

    このように色々と面白いアイデアを巧く練り込むことが出来れば格段に面白くなると思うのです。

    あと、東京ジャンクZさんを何回か観劇させてもらって気になったこととして、メンバーの演技がパターンになっているように感じます。
    違う舞台の違うキャラクターであっても、「あ、その表現、前にも観たことある」と感じることが多々あるんですね。
    つまり怒る時はこの演技、凄む時はこの演技、パニックになるときはこの演技、というように固定されてしまっている。そのためか演技自体が軽く感じられてしまう。
    特に、鐵さん、小川さん、佐伯さん。この3名が特にそう感じました。
    役を作り込むか、または引き出しの数を増やして頂くことでより良くなるかと思います。

    これからの益々のご活躍を楽しみにしています。
  • 満足度★★★

    だから、体感型なのね
    久しぶりに感じたこの若さ。身勝手さ、拙さ。いいよ!!なんかね、無条件に応援したくなった。暑くて長くて不快・・・なんともいえないイライラ感、あっ自分も拘束されてるってことね。気付けば役と同じ気分になってて、そうか!!そういうこと、、おやおやこんな極限状態で、小ネタ?なんじゃその余裕、笑える。ただ、ストーリーに関しては、説明しすぎた感もあるような・・・ネタばれへ→

    ネタバレBOX

    皆さんのご想像にお任せするのなら、もっと想像力をかきたてるような展開にしてほしかった。ただのいじめの復讐だけではない、彼女の恋心や嫉妬や生い立ちや、現在の環境など、登場人物のひだの部分はもう少し緻密さや余韻があるとより楽しめた気がします。パンフレットすご~~く良かったし、対談では主宰のかたの自信と放たれるエネルギーに、心からエールを送りたくなりました!
  • 満足度★★

    学生さん?
    初見の劇団なので詳しい事は存じていませんが学生さんだけなのでしょうか?

    稽古する時間が新学期で取れないのかも知れませんがあまりにも拙く感じました。

    『わざと下手に演技をしている?でも何の為?』と自問自答する程酷く感じました。

    脚本自体は酷評するほどでも無く同脚本同演出で役者のみ替えれば十分面白いのでは無いかと思います。

  • 満足度★★

    学生らしさも欲しい
    ちょっと緩すぎたね。せっかくいい俳優を揃えているのに活かせていないし本が浅い。途中で帰ろうかどうか迷う、際の部分で踏みとどまった感じ。80分位にギュッと纏めて畳みかけるようにスパークしていき一気に駆け抜けていった方が好み。良さも沢山有ったので、あともう一回観てみたい劇団ではある。

  • 満足度★★★

    長いとは感じない
    が、もっと凝縮できたはずでその方が私好みになった気がする。演劇を観たという印象がない。(会話劇とも呼べないよね?)何かのショーを観てるのだがこれが何のショーなのかよく分からない。(これは何?)という思いは良くも悪くも終演後も続く。

    ネタバレBOX

    捕縛された人の話すことがおもしろかったり結構重要なことだったりするのだが反対側を向いてたりボソボソッとつぶやくものだから聞き取れないことが多く、彼らにもマイク付ければいいのにと思った。その後も観てみたいと思ったが延々と同様のことが繰り返されるだけのような気もするし完結させたところでめんどくさい女の勘違い復讐劇に堕ちてしまいそうなのでこの終わり方で良かったのかもしれない。今回当劇団は初見で期待通りとはいかなかったが辛うじて次も観てやろうという気にはなっている。
  • 満足度

    レベル低い
    早大劇研という期待を見事に裏切られた気分です。脚本自体何がいいたいの?出演者のレベルも低い。値段は安いが、料金を取れるステージとは言えません。

  • 満足度★★★★

    観てきた!!!
    『蒼いラフレシアの鼓動.』が2015年マイベストだったので、久々の本公演ということでとても期待して観に行きました。
    期待に違わず今回も凄かったです。
    黒い東京ジャンクZはやっぱり良いですね!(コメディも好きですけど)

    まず、舞台セットが凄いです。
    手作り感はありますが、とても手が込んでいます。

    作品の雰囲気作りが抜群に上手いと思いました。
    徐々に不穏な空気が会場中を包んでいく、おどろおどろしい感じがとても良かったです。
    人の怨念、執念、ネットの怖さなどを描きつつ、
    シリアスな場面にもちょいちょい笑いをぶっこむあたりは流石ですね。

    上演時間は2時間40分。
    聞いた瞬間、正直ちょっと引いたのですが、最後の最後まで落としどころが読めない展開なので、
    続きが気になって時間はあまり気になりませんでした。

    会場がとても暑いので、すぐ上着を脱げるような服装が良いと思います。
    あと、受付と会計を別にしたのは意味があったのかしら。二度手間なような気が(^_^;)

    ネタバレBOX

    雰囲気作りが出色の出来。
    観客自体がショウの観客の一員となる演出。
    トイレ休憩もその体を崩さなかったのは◎

    罰ゲームが電気ショック止まりなのは雰囲気に負けててたかなと思ったり。
    「簡単には殺さない」みたいな台詞があったので、もう少し残虐な展開になるのかと思ってました。





    [memo]
    ドブに落ちたタラちゃん
     →汚物→お仏壇のはせがわ→長谷川町子→サザエさん→タラちゃん
    2016年2月13日にツイート
     →集められたのは全員リツイート、コメントした人(一人勘違い)

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