ゆびさきの半景 公演情報 ゆびさきの半景」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
1-3件 / 3件中
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2016/03/31 (木)

    リリックなセリフ廻しに、柔らか目の照明・劇伴。
    ヒロイン・風子と、彼女の小学校時代の同級生を演じる、5人の女優さんが醸し出す雰囲気は、まさしく同世代の等身大の女性の佇まい。
    ただノスタルジックなだけでなく、会場を包み込む作り手の温もりと言うか、観客への心づくしのおもてなし…そんな気持ちが伝わってくるような温かな舞台でした。

  • 満足度★★★

    今後が楽しみなカンパニー。

    初めて目にするカンパニーで、なぜ気になったのかは覚えていないが(フライヤーしか目にしていないので、たぶんフライヤーを見てだとは思うが)、思い立って劇場に行った。

    ネタバレBOX

    受付から案内までも丁寧で気持ちがいい。

    とてもシンプルな舞台装置と手作りの衣装。
    しかし、センスはいい。
    細かいところまで神経が行き渡っていることが窺える。
    音の出し方まで含めて。

    若々しさが活かされている演出。
    ダンスのような舞台での動き。
    限られた照明を使った効果。

    客席の後ろまで使った。
    (これは必要ないかも、と思ったが)

    強く伝わるものがなかったが、全体的にはとても好印象である。
    女性ならでは、しなやかさを感じられ、今後がとても楽しみである。



    作品とは関係ないが、私の観た日には関係者の親族らしき高齢の女性が観客席にいた。
    暗い中での動きや台詞に「暗くて見えない」、あえて囁くような台詞に「聞こえない」などと声を出していた。さすがに「んー」とは思ったけど、付き添いの女性が気を遣い、高齢の女性に注意はしているけど、ご老人なので、どうしても声が出てしまうようだ。
    まあ、しょうがないか、と思っていたら、その高齢の女性の後ろのほうに座っていた男性がかなり強い口調で注意をした。
    付き添いの女性とのにらみ合いのようになり、かなり気まずい空気が漂ってしまった。
    注意したい気持ちはわかるけど、どうしようもなさそうだ、というのは見てわかったと思うのだから、より悪い雰囲気になってしまうことが予測できるので、ここはひとつじっと我慢するが良かったのかもしれない。
    その女性を追い出しても後味が悪いし、周囲の人も楽しくない。

    こういうのって、難しいですよね。

    前もってこういう方がいらっしゃるのがわかっていたのならば、その方には申し訳ないが、少しだけ端のほうの席に着いていただくという方法もあったのではないかと思うのだった。
  • 満足度★★★★

    -
    演劇に加え舞踊のような視覚と座席後方からの声による聴覚にも訴える、複合的な作品。切なくも気持ちよい。

このページのQRコードです。

拡大