満足度★★★
最後の4人芝居
深井さんが卒業されると言う事で、初のメンバーのみ公演でした。
舞台も今までとは違ってシンプルな作りで、役者さんの演技が中心の作品でした。
手法としては、過去と現代を行き来するいつもの流れだったので、その点あまり変わり映えしませんでしたが、深井さんが中心にいることで、話がまとまっていてその点良かった。
満足度★★★★
私小説寄り
見込み無し、からの・・。劇団的には黒一点の深井邦彦ラスト出演公演という事だが、芝居のほうも黒一点的、女性目線。中学生時代の想い人を17年後の今もまだ・・・劇団の発祥も中学時代というから(これは保護すべき希少種)、今回の芝居は劇団自身へのオマージュのようでもあったのだ・・とは観劇後に諸事情を知って上書きされた印象であるが。 二作前の、自立した作品との印象からは少し違って、でもそれなりに毒のある、細部の「神」も微笑みそうな、現代口語演劇の成果ではあった。
満足度★★★★★
心地よい絡み合い
ありふれた日常に起こる小さな事件。
道路の凹凸の様な出来事から、本音と建前の表裏一体である
人間の当たり前の出来事がこんなにも面白いのか。
役者さんの表情、台詞一つ一つが説得力を持ち、
感情移入できる素敵な舞台でした。
格子で仕切られた別空間の描写。
段ボールとベットだけのシンプルな美術も、
人間の日常で切り取って見せるのに効果的だったと思う
役者各人がどのような表現をするのか、別の作品もぜひ観て見たい。
満足度★★★★★
セットの作りも
壁ではなく格子のような壁にしてるのも
面白い仕組みであった。
ラストの受け取り方は人それぞれだと思うが
とても見応えがありました・
満足度★★★★
アカずの間
現れるのは白か黒・・・でもみんな見えないグレーの境界線で踏ん張っている、本当は。薄汚れた身心を洗い流すような10分間の再生音。新たな物語がB面に録音される予感に明るむ。四人の心の裡に気づかぬふりの自分と見詰め合えた時間。
満足度★★★★★
サラッとした可笑しさがツボ
ありふれた……あまりにもありふれた日常の出来事を、なんでこんなに面白くできるんだぁ〜!と。無理やり笑わせるのではなく、サラッとした可笑しさ。わたしのツボにドンピシャでした。温かいラストシーンも素敵ですね。
満足度★★★★
観てきました
あの劇場ですとこの位の時間とても良かったです。
皆さん書かれている通り段差が低くて、私の列ですと床もベットの見えず立って演技のところだけみえていたかんじです。
段差が殆どないので男性が前だと女性殆ど見えないと周りも言っていたのを聞きました。
ラジカセ懐かしいですね。妹さんも何故か恋人に見えてしみました。モテルお兄さんという感じ
満足度★★★★
初見
プレゼントチケットをいただいたおかげで、また初めての劇団を知ることができました。ありがとうございます。
男性1人、女性3人の、たった4人の芝居で1時間15分と短いものでしたが、結構面白かった。男性のワン・ルームのアパートの一室で繰り広げられる、当世若者の恋愛事情や生活を垣間見せてくれたような、そんなリアルな演技が新鮮でした。スマホが重要な小道具として使われる一方、古色蒼然たるカセットテープが使われる、ぱっとしない乙女の純情を、楽しませてもらいました。
満足度★★★★
見応えあり
1時間15分とちょっと短めの芝居であるが,なんとも妙な緊張感が支配し,最初から最後まで気を抜けず,引き込まれていました。劇団員だけの公演,持ち味が存分に発揮されたんですかね。とっても面白かったです。この劇団の次の舞台も観てみたく思います。
満足度★★★★
前半のモッチリ感を超えると後半のサックリ感がよい感じな話でしょうかねえ
ただ最前列以外は舞台が観難いなぁと思えたですね
(お薦めが最前列かなぁ・・)
パンダを冠してるだけに(^^;)
舞台セット白黒ストライプが基本だったかな♪
(天井が近くなるもちょい下の台は高めにしないと後列席は観難いっすよね)
1時間10分と短めに思える作品ながら
結構引き込まれたですねー
満足度★★★★★
やっぱり、とてもいいです!!
“張ち切れパンダ”は、「夜食の時間」に次いで二作目の観劇になります。
今公演にて退団する“深井邦彦”氏。
それを受けての、“劇団員のみの公演”ということであろう本作ですが、
実に面白かった。
タイトルのセンス、脚本・演出、キャラ設定、演者の芝居、
すべてが私好みで、お気に入りの劇団です。。。
満足度★★★★
もみ合いは相変わらず
此方は「夜食の時間」以来。
相変わらず物語としては、あまり残らない。戯曲としては薄っぺらなのかもしれないが、終始、緊張感が有るのでたっぷりと刺激を楽しめます。
作・演の方は、脚本より演出家としての才が突出していると言えるのかも。
*此処のハコは初めて。
二列目以降はとても観づらく天井が低く通路が無いので閉塞感を強く感じる。不人気な理由が納得の、観客の集中力を削ぐ苦手な劇場でした。