満足度★★★★★
無題1761(16-051)
14:00の回(晴)。
13:32受付、開場、正方形の台、テーブルと6脚の椅子。前方はミニ椅子席2列(かなり近い)。tea for ONEでは、「another9(2014/12)」「持続可能な恋(2015/5)」「遠い町 知らない町 でも、誰かの故郷(2016/1)」。tea for twoになると「人数の足りない三角関係の結末(2013/10@「劇」)」以来。
入ってみるとThe Beatlesの初期ナンバーがかかっている...曲は「Help!」あたりまでか。先日、池袋の三省堂に寄ったら山野楽器が出店していて、入口横には、12弦リッケンバッカー360/12やヘフナー(左用)が展示されていました。360/12は初めて見ました。たしかに変わったヘッドで主弦が上、オクターブ弦が下になっている。
14:06開演~15:39All my lovingで終演。
一幕「盲目」(婚活)、二幕「瞑目」(同級生)、三幕「刮目」(夫婦)、男と女の物語、三様。
1幕二人ずつ、他の4人はアイマスクを着用し、壁際の椅子で待つ。最初と最後に全員がテーブルを囲み、物語はそっと閉られる。
ハッピー!なお話しではないけどアンハッピーなものでもない。普通のひとたちのほんの小さな、でも深い、通り過ぎた哀しみが聴こえてくるようです。
小さな声が少しずつ大きくなってゆくお話の進め方が秀逸で、もっと人と触れ合いたいはずの男と女たち、胸に疼くものを感じながら会場を出るのでした。
いままで(ONE or two)観た役者さんばかりで、田辺さんは「ただいま会見中(2014/5)」を観ました。