満足度★★★★
限りなく★5つに近い
確かに青臭い青春劇かも知れません。ありきたりな泣かせの手法かも知れないし、どこかで聞いたようなエピソードもあったかも知れません。それでも、この作品を観て流した涙はきっといつまでも忘れないし、この作品から貰ったものはずっと心に残り続けるでしょう。
涙が止まらなくなったあの場面を何度も思い出します。今までにあんな風に大切な人の為に命を燃やした事があっただろうか。誰かを思いやったり、誰かを心から信じた事があっただろうか。仲間と一緒に、あんな風に輝いた事があっただろうか。誰かの為に祈った事があっただろうか。
こんな世の中だし、生きていれば悲しい事もたくさんあるけど、それでも人はこんなにまでも輝ける。何歳になろうと、人は青春時代のように輝く事ができる…。
大切なものをたくさん頂きました。まさに今の自分に必要な作品でした。
女優・新垣里沙さんを追い続けて数年、『チェリーボーイズ』は今までに彼女に出逢わせてもらった中でも屈指の舞台です。
そして、『殺人鬼フジコの衝動』に続いて『チェリーボーイズ』でも新垣さんの新たな魅力を引き出してくれた林清プロデューサーに感謝します。ありがとうございました。
満足度★★★★
チェリーボーイズ
「憧れの教育実習生はるか先生」と言うのがどう見ても現実味がなくて、もしかしてこの先生亡くなってしまってみんなの心にイメージとしているだけなんじゃなかろうか?と思ってしまいましたがちゃんと生きてましたね。しかし実は・・・のまさかの設定でした。アフターイベントは劇中のアイドルグループ「チェリーガールズ」のライブで、中には本当にアイドル活動をしている人もいるとかで、ライブが始まったら隣のおじさん(お兄さん?)がサイリウムを振り出してびっくりです。じんときて笑えて面白い舞台でした。