空間把握。
昨年の受賞作を舞台化ということで、昨年度の作品に続いて観ました。
厳しめの意見もあり納得しつつも、前回のものよりは面白かったです。特に照明などの使用は、制約が多そうな中での良い見せ方だったと思う。
劇場の空間に対して台詞の聞き取りにくさは自分も思いました。思ったよりも公演時間は長かった。
満足度★★★
箱が大きすぎて
北区内田康夫ミステリー文学賞でのイベント公演。さすが,世田谷シルクで,昨年度の受賞作品が見事な演劇作品に仕上がっていた。脚本,構成は上手くまとめ,広い舞台であったが,映像効果を駆使して,見栄えは劣ることはなかった。でも,やっぱ箱がでかすぎるんだよなぁ。自分が座ったやや後方の席では,台詞が聞き取り辛い部分もあり,いまいちのめり込めなかった。この作品,せめて中規模程度の大きさの箱で見たかったです。
満足度★★★
台詞が・・・
大賞作品の舞台化ということだが、脚本・演出はよく出来ていたと感じた。
ただ、台詞が聴き取りにくかったのが残念。
会場の大きさを考えればマイクの使用は必須であろう。
来年度は改善されていることを望む。。。
満足度★★★★★
約90分
善悪が複雑にあざなわれて捉えどころのない人間というものを鮮やかに描き出した原作がまず素晴らしい。
ミステリーって軽く見てたけど、侮れないな。
そして、持ち味のケレン味を抑えた端正な演出で人間というものの奇っ怪さを陰影豊かに浮かび上がらせる堀川演出。
原作と演出の素晴らしいコラボにより、とてもイイ観劇体験が持てました。
満足度★★★
観てきた!
原作は昨年の大賞受賞作。区主宰の文学賞に公務員の不正を描くとはいい度胸だと言われたとかなんとか(笑)
会場はキャパ1300席のかなり大きめの劇場でしたが、
広い舞台を効果的に使っていたと思います。
高さもあるので、どうしても舞台上方が寂しくなってしまいそうなところを、
シルエットを使った演出などでカバーしていて上手いなと思いました。
ただ、会場が広すぎたのか私の位置ではセリフがこもって非常に聞き取りづらかったです。
ストーリーとしては、思ったより無難な結末に落ち着いたなという感じ。
普通は真っ先に「二番札」の業者が怪しいと思うものなのでは。
あと、最後の絵画のくだりでちょっといい話ぽくなってましたが、悪女の方が好みかな。