満足度★★★★
鑑賞日2016/02/21 (日)
期待しすぎた部分があったかも。ちょっと作品毎にバラツキがあって、基本、岡野康弘か今村圭佑が出てないとパンチに欠けた印象。『恋の草鞋編み』『ナオミ女王様に仕えた日々』は、面白かった。工藤さやのボンテージのクオリティが異様に高いと思ったら本意気だったのには相当笑った。
満足度★★★★
おもしろかった~!
ミセス史上初!まんがを原案として、中嶋康太(Mrs.fictions)が潤色・演出して上演、という企画。
「まんが原作の演劇」と言われると、歌って踊るテニスのミュージカルや、見えない自転車のペダルを踏みまくって駆け抜ける舞台が思い浮かびますが、今回選ばれた作品群は、そういったイケメン俳優たちのパフォーマンスを楽しむものでは、無論ありません。
まんがにすら描かれていない『空気』や『空白』を味わうものたちだったように感じます。
満足度★★★★
まず
見たことのある原作があったらよかったな!?と、思いました。企画としては面白く、絵コンテがある分作りやすいのかな?とも思ったりしたのですが、実際のところはどうなんでしょうね!?一作くらい書き下ろししてもらったりなど、いろんな可能性もあるのではないでしょうか!?続編、期待します!!
満足度★★★★
面白さのかたち
漫画を今回芝居に・・。
5本の短編が、個人的には内容の濃度順に配置されていたように感じた。
勿論、衣装や小道具、大道具などの転換などの都合もあるかもしれないが、観ながら、徐々にページをめくっていきながら、ハマっていった感じ。
個人的には「橋」、「恋の草鞋編み」の空気感が好きだった。
「リンゴの国のお姫様・森田早紀(源氏名姫)」は、マユミ(髙畑 游さん)が
かなり、好きな役だった。カムヰヤッセンの工藤さんの女王さまも
かなり、素敵だった。
そして、「恋の草鞋編み」での先生役岡野康弘さん。よかった・・。
漫画の二次元と、演劇の三次元。
何が難しいのか?
何が違うのか?
間のタイミングというか、きっと、コマの移動のタイミングがきっと、観客が思うスピードと芝居のスピードが合致すると気持ちよいモノになるのではないかと感じた。
あとは、耳に入る「オト」これも、大きい。
今回、物販コーナーでミセスフィクションズさんの以前は無かった(確か公演時の特典DVDだったのも)新しいDVDがあって、購入出来たのが嬉しかった。
満足度★★★
原作は未読でしたが
とても面白かったです。
ほぼ原作どおりの作りなら、テイストがもっと違っていてもいいはずなのに
ちゃんと中嶋作品になっているところがスゴイ。
事前振込み特典のDVDが待ち遠しいです。
満足度★★★
派手さはないけど味のあるチョイス
起承転結があるのは女王様に仕えた日々だけ
その他は長い日常の一場面を切り取った作品がなtらびます。
青春が終わる寂しさもあり、ニヤリとするほのぼの系あり。
気になってマンガかってしまった。
フィクションズの空気がぴったりで、こんな作品も好きです。
やっとTB完了です。
満足度★★★★
こんな公演も、ホッと出来ていい...
漫画原作ってことで、わかりやすい感じ。直感的につかめる。思ったとおりというか、漫画を台本にしても稽古できる感じだったようです。女王様が、本格的で怖かった。amazonで原作を、タイトルだけで探そうとしたら、かなり大変でした。Yahoo!とかで探すと、fictions のサイトが出てきたりして。パンフレットを参考にようよう5作品探し当てました。これから、楽しめるのが嬉しい。
満足度★★★★
丁寧なのにヌケ感アリ、たしかに漫画っぽかったです。
原作をひとつも読まずに観劇。
「原作知らないと【漫画の舞台化】感をあじわえないかな?」
と思っていましたが、
開演前の仕掛けにより
未読でもその感触を味わえるようになっていて良かったです。
5作品オムニバスで上演時間70分と、
数字だと慌ただしい印象を受けましたが、
せわしなさを感じませんでした。
ゆるゆるっとした、
でも「これがコマとコマの【間】なんだろうな」と思わせる
丁寧な造りでした。
満足度★★★
マンガ
まんがまつりというタイトルに惹かれて原作は一つも知りませんでしたが観劇しました。マンガ好きとしては舞台セットに密かにテンションがあがり、更に開場中に流れている映像にもテンションがあがり、期待が高まったまま始まったけど...うーん。あまり好みに合わなかったです。マンガ好きといっても読むのはほぼほぼ少女マンガなので。今回のチョイスについてアフタートークで某雑誌の編集さんも渋いと言っていたけど、男性向けなのかなと。お客さんも男性が多かったし。あ、でも「恋の草鞋編み」好きです。あの作者さん気になりました。原作に忠実だと言っていたので、劇を観て受けた印象とマンガを読んで受ける印象がどのように違うか、原作を読んでみたくなりました。岡野康弘さんと岩井七世さん良かったです。「橋」の時に次の話の「リンゴの国のお姫様」用のセットが既にあって話と関係していると思って観てしまっていたので、セット運んでくるタイミング変えるとかしたらどうでしょうか。
満足度★★★★
楽しい時間
短編漫画を原作に、5つの物語で構成する約70分のオムニバス。
原作はどれも読んでいないのだが、観ていて漫画の絵が脳裏に浮かぶような場面も多く、漫画の方も読んでみたくなった。
細やかな表情とか、間とか空気とか、そういう言葉にならない何かをすくい上げるような感じが印象的で、客入れや劇中の選曲にもこだわりが感じられ、楽しい時間を過ごさせていただいた。
満足度★★★★
原作の漫画は全く知らずに観ました。
原作の漫画は全く知らずに観ました。皆さんの演技や演出などのスタッフワーク、とても良かったと思います。ただ、今回の舞台化において、(上演時間の都合上) 原作の一部分をピックアップして上演したのか、原作ストーリーの始めから終わりまで、全て上演したのか自分にはわからないのですが、自分にとっては、「あー、この先どうなるかもっと観たいのにー」という所で終わった短編が多かった気がします。
女王様の話、普段はあまりこういう系統の作品は好みではないのですが、みなさんの演技や演出が良かったのか、ストーリーにすんなり入っていけて、おもしろかったです。
初日
開演の挨拶に現れた主宰の今村さんが、ステレオタイプの漫画家で笑った。公演は70分で5本のオムニバス。それぞれがあっという間過ぎて残念。演劇として可能性のあるものとそうでないものが明らかに見えた。個人的には湯口光穂さんをもっと観たかった。●『リンゴ姫』が良かった。残されたリンゴの芯にウケる高畑遊さんが最高。姫の岩井七世さんの美しさが眩しかった。2回の悲鳴が今作の最高の場面だな。しかし、あんな風俗嬢がいたらダメだ。通わずにはいられなくなる自信がある。●オチが見事だったのは『女王様』の調教。工藤さやさんがあまりにスタイルが良くてビックリ。ストーリーテラーの吉田圭織さんの変貌と笑顔にKO。性的困難者かぁ。豊かな時代だなぁ。