満足度★★★★★
新鮮で温かみある舞台
役者による楽器の生演奏と物語の展開。
難しいところに果敢に取り組む意欲的な劇団の登場に拍手。
心の琴線に触れ、人の感情を揺さぶる事ができる言葉とメロディ。
その2つの武器を手に、今は亡き父の言葉「もっと高く」に触発され
それぞれの場所を見つけてゆく兄妹のホームドラマ。
しっかりと楽器を奏で、会話のようにセッションする役者たち、
また耳に残る心地よいオリジナルテーマも心地よかった。
目指すところも高く、意欲に満ちた役者陣も揃い、
次のステップが楽しみな旗揚げ公演だった。
時間がなく、アフターイベントが見られなく残念でした。
満足度★★★★
温かい空間
少しレトロな喫茶店の中でのストーリーでしたが、心が和むような、とても温かな空間でした。笑いあり、考えさせられる所あり、楽器の演奏も聴き応えあり、とえも良かったです。役者さん達は少しぎこちなさを感じる事もありましたが、一生懸命さが良かったです。こんな喫茶店があったら、私も常連になりたいな・・と思いました。旗揚げ公演との事ですが、今後も楽しみな劇団だと思いました!
満足度★★★★
コーヒーカップは…
舞台は喫茶店なのですね。若者が「もっと高く」を意識して生きている。しかし、まだ台詞が舞台の言葉として伝わってこない。もっともっと磨いてほしい。
ストレートの芝居に「生演奏」が絡む。これを上手く生かしてほしい。
満足度★★★
旗揚げとしては上々じゃないですか・・・
「シチュエーションコメディと生演奏を軸に舞台を作り上げる。」という劇団のコンセプトが感じられる舞台でした。
物語りも面白く、シーン毎に衣装を変えるのも、場転がわかりやすく好印象。
劇中の、父親が作ったとされるオリジナル曲、“優しく包まれる”感じがして、いい曲だと思いました。
ただ、約110分のこの舞台、全体に冗長な感じがしたのと、ドラマの描き方が淡白に感じました。
その辺を整理・再考することによって、80~90分程度の惹き付ける作品になるんじゃないでしょうか・・・。