満足度★★★★
<夜の部>
<夜の部>は、「 一、猩々」「二、秀山十種の内 二条城の清正」「三、玩辞楼十二曲の内 廓文章」「四、雪暮夜入谷畦道」の四本。
夜は四本とも見応え十分で、外れなの無い作品でした。
特に好みは「廓文章(くるわぶんしょう)」こちらも良く演じられる作品ですが、鴈治郎さんと玉三郎さんのコンビがやはり見事で、レベルの高い作品でした。
満足度★★★★
<昼の部>
<昼の部>は、「 一、廓三番叟」「二、義経千本桜」「三、梶原平三誉石切」「四、新古演劇十種の内 茨木」の四本。
「 一、廓三番叟」は、まさにお正月にふさわしい作品で、染五郎fが秀逸。
「二、義経千本桜」は、良く演じられる作品だけに、他との比較をすると、今回の橋之助さんは、今一つな感じ。
「三、梶原平三誉石切」の吉右衛門さん、歌六さんは、素晴らしかった。円熟のコンビでした。
最後の「四、新古演劇十種の内 茨木」は、玉三郎さんがやはり秀逸。この作品が断トツで良かった
夜の部を堪能。
昼も観たかったのですが、夜の部だけ観劇。
二条城の清正は、松本幸四郎さんが流石の気迫だった。雪暮夜入谷畦道の人情話も好きだ。久々の歌舞伎座だったが堪能できたと思う。
舞台転換は仕方ないが休憩入れると4時間は長い。