満足度★★★
ひらがなやカタカナ
意味をぼやけさせるには有効で、この芝居を象徴してるように思う。あの会話はこの内容だったからかあるいはこの演出家は常にあの会話をさせるのかが気になるのでまた違う演目で東京公演(きついとは思うが)やってほしい。場転のドラムが、あまり他の芝居では聞かないこともあってか新鮮であり、その前後のシーンを惹起させ芝居にのめりこませた。
満足度★★★★
竹中直人的
この不協和音か、現代の心象風景は。表地のなめらかさは裏地の清潔さに非ず。世の中にウンザリ、というよりウンザリする世の中が露出する。わるいところばかりを、むせきにんに。'言葉面'を地でいく、心地の悪い面白さ。
満足度★★★★★
成立しないコミュニケーションの間で展開される感情のやりとり
アフタートークでしんどい90分という話がありましたが、確かに色々持ち帰る材料がたくさんあるお芝居でした。お約束とかリミッターを取り外して迫ってくる作品です。