満足度★★★★★
文学座名作劇場みたいな
セットらしいセットはほとんどなく、全ての視覚は船上の役者に注がれる。そこには気温を感じる灯りや靄がかかったり、宿になったり酒場になったり。フレキシブルな白い幕引き使いや生声や小道具を楽々と扱いながら奏でる音楽。
海上で他の船と遭遇して白鯨にまつわる情報を得た後の船長の自尊心に巻き込まれた先の結末まで、最後まで飽きさせない展開に童心に戻って楽しめる演劇でした。
正面座席からの観劇だったので、強大なアレの迫力も体感でき、とても面白かったです。
満足度★★★★
第50回紀伊国屋演劇団体賞の受賞おめでとうございます(^^)
さて内容は説明通りですが、いろいろと成された創意工夫がユニークで楽しめた全2幕2時間15分の大作であります(休憩15分)。
満足度★★★★
12/22まで、残席些少
縄、布、椅子、板等の最小限の道具で、何もない空間が海、船に。
これは文学座アトリエでしか観られない!
俳優の創造力が活かされ各々に見所あり、歌、楽器もいい。
物語から学ぶこと多い。
満足度★★★★
あの空間で、大スペクタクル。
まるで体験型アトラクションのような演出で、椅子、大きな布、やり、紐、板などの小物を使って、まるでそこが港の雑踏になり、安宿の一室になり、そして大海原に船出した船の甲板になります。アトリエの空間に役者さんたちが見る水平線や波や大鯨を一緒に見ました。
異次元、別世界をただよったような時間をすごしました。