守里の双眸 公演情報 守里の双眸」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★★

    数年前に「迷中の学舎」を観て以来、asifさんには近寄らないようにしようと思ったのに、ついつい観に行ってしまいました。が!今回はファンタジー、ダークだけどファンタジーなので、幾分帰り道の気分の悪さはやわらいでいます。赤ん坊がボトボト落ちてくる様子は恐ろしかった。劇場の高さが重要な演出でしたね。ちなみにインプロは好きではありません。

  • 満足度★★★★

    中心部分/主題だけでも勝負できるのではないか?
    神話的世界での人と化け物に関する話(ジブリ風味も少々?)から二大勢力拮抗図を経て復讐劇を含む古典的悲劇(沙翁などに通ずる?)に変貌して行く物語は隠喩に富んで深読み・誤読(大得意だ(爆))の余地が多々あり好み。
    対立する相手が化け物に見えるというのは「鬼畜米英」のように「敵」はそんなに怖いんだぞ、と刷り込む風潮(?)(ひいては戦争への道)への警鐘?
    また、対立を煽るのは“死の商人”かと思いきや復讐を目論む者であるとか、一度味を覚えるとやめられないモノとかも上手く組み込まれている感じ。
    そんなこんなで155分(2月20日ソワレ実測)の上演時間も体感的には2時間チョイ程度。
    がしかし、これ、もしかして中心部分/主題だけでも勝負できるのではないか?という気も。
    もしも再演する機会があるならばアズイフとは不可分な(そしてσ(^-^)も楽しみの1つとしているところの)インプロやバラエティノリの口ゴム、熱々おでん(笑)などを一切排しシリアスに徹したバージョンを何ステージか挟んで欲しいなぁ。

  • インプロ
    途中で始まった「インプロ」にゲラゲラ笑う隣の席のおじさんを横目に思わず帰ろうかと思ったのでしたが、ここは我慢して最後まで見届けなくては(何と言っても応援している役者さんが出ているのだし)と最後まで見て良かったです。主軸となっているお話はとてもしっかりしていて、人間(?)の不信感や醜さや理解できないもの、自分とは違うものに対する恐怖、それを乗り越えて分かり合いたいと思う気持ちなどよく描かれていると思いました。それぞれの長の陰謀で違う種族が怪物にしか見えないあたりの表現も良かったです。客演のカプセル兵団の二人の動きがさすがでした。

    ネタバレBOX

    最後がいまひとつ分からなかったのですが、私なりに解釈すると、お互いを憎み畏怖するように仕組まれた種族同士はやって来た調査団の陰謀により、とうとう最後の一人まで殺し合って滅んだ。御神木の前で愛を誓った二人の愛が通じて御神木はその枝から赤ん坊を産み続けるが、それを受け止める落ち守(お産婆さんみたいな役目)もいなくなっているので赤ん坊は地面に落ちる。おそらくそのまま死んでしまうだろう。また一人赤ん坊が地面に落ちる音が空しく、恐ろしく森に響く・・・。(藤丸さん、違ってたらメールください)ひどい話だ!と思いますが暗く深く胸に刺さる秀逸な話だと思いました。なのでたいして面白くないインプロなど入れずにストレートに作った方がいいと思います。見る方は大変ですが。
  • 満足度★★★★

    内容はネガティブだが
    ネガティブファンタジー…苦手な分野かも、と覚悟して観劇に臨みました。怖いもの見たさ的な。。。。
    本当にネガティブな内容でしたが、コメディ要素もあり。エンディングの救いのなさに驚きましたが全体的に見応えたっぷりで、こういうのも好きかも、と思いました。途中で叫んでいるだけでセリフが聞き取れない演者がいたのが残念なので、星ひとつ減らします。

  • 満足度★★★★★

    as if クオリティ
    好き嫌いがはっきり別れる作風。
    受け入れられない人もいると思う。
    しかし非常に誠実に作られているのを感じた。

    集団as if~が残酷で救いがない話でも許せるのは、
    チケット代3,500円あたりの他の公演と比較しても
    いくつかの面で確かに誠実さを感じるからある。
    節目の公演ということで、劇場と規模を大きくし、
    これまでの公演よりもチケット代を高くする、ということを
    真剣に考え、還元しようという姿勢。
    あれとこれの経費でこれだけかかるから、
    じゃあこの金額で行くか、みたいな作り方をしていない。

    ネタバレBOX

    見るも無惨な物語。
    それでもただの残酷ショーにならないのは、
    役者の真摯さと作品への信頼であり、
    作家自身もちゃんとこの物語に傷ついているからだと思う。

    優しさや自己保身によって
    無意識に思考から除外しているような問題を
    ぐりぐりと押し付けられるような作品。よくも悪くも特異。
    小劇場でなければ見ることのできない、数少ない舞台。

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