タンバリン 公演情報 タンバリン」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.0
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★

    丹波鈴
    タンバリン

    ネタバレBOX

    一人で生きていくために、女子プロボクサーに、後にプロではないことが分かりましたが、ボクシングを教えてもらうことになった70過ぎの元先生と、一緒に習う先生を慕う人たちの話。

    一人で生きるために体力をつけるということでしたが、これだけべったりと慕われていたら一人じゃないじゃん、独居老人が前提じゃないと成り立たないような気がしました。
  • 満足度

    女4人芝居/約90分
    同じようなやり取りが繰り返されて話がなかなか進展せず。
    演出も単調で食いつきづらかった。

    ネタバレBOX

    人が心細いのはそれぞれが欠片として存在するから。だからこそ強くならねばならないと喜寿間近の婆さんがボクシングを始めるという単純すぎるストーリーにも引きつけられなかった。
    ボクシング以外のことも取り込んで、もっと話に膨らみを持たせて欲しかったなぁ〜。。
  • 満足度★★★

    ネタばれなし
    中年女性とボクシングとはお見事!
    観客はこんな題材を望んでいるのだ。

  • 満足度★★★★

    女性の意識とは何か?
    素舞台で、衣装は、トレーニングウェアで、小道具は、いすと、タンパリンなどの楽器も、90分間、女性4人出ずっばりながらも、なぜ、ボクシングをやりたいのか、進化なのか、健康維持なのかという4人それぞれのエピソードを交えながらも、前に向いて進化するという表現さが光った、90分でした。

  • 満足度★★★

    進化
    面白い。90分。

    ネタバレBOX

    丹波鈴(小坂愛)…元教師。76歳。「強く」なるためボクシングを教わりはじめる。スパーリングの最中に倒れた。
    丹波鳴子(笹本順子)…鈴の元生徒で養子。鈴のことを気にかけボクシングを始める。
    新藤揮江(矢野真由美)…鈴の元生徒。現教師。なんちゃってと自分を茶化すクセがある。
    藤沢響香(後藤香)…ボクサー志望のアルバイト。鈴たちにはプロボクサーだと偽っていた。

    動機は色々だけど素人3人と藤沢がスパーリング試験を受け、鈴が倒れ強さとはなんなのかという流れ。非力な女性(と高齢者)が屈強な身体性が必要なボクシングを通して精神的な強さに一歩近づく。中でも新藤の誤魔化そうとする姿勢とそこからくるモヤモヤ感に共感した。最大の敵は己の中にあるという感じかな。

    一人ひとりをフューチャーするシーンにやや魅力が欠けたのが残念。内省的な舞台だけに引き込む何かが欲しかったかな。あと、ラストの会話シーンが、セリフが多いかなと。ちょっとまどろっこしい印象を持った。
  • 満足度★★★★

    九州戯曲賞
    四人の演技、照明音響のみで見事に「世界」が立ち上がる。50㎝ばかり上げ底の床がやや広めのリングに見える、だけが工夫と言えば工夫と言える素舞台で。何より脚本が力強い。種の欲求、美醜、欠片と全体‥といった壮大な思想から卑近な日常に潜む虚無感にも鋭く目を向けながら、多少無理のある女性4人のボクシンググループ(?)のコミカルで/テンポの良い/スポーティなお話は立派に大団円を迎えるのであった。

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