箱庭短編集 公演情報 箱庭短編集」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    箱庭さんの3つの短編、それぞれに味わいが…
    前作は学生らしい、真っ直ぐな純愛もので、本当に清々しい公演でした。
    今回は、味わいの違う3つの短編。
    底流に流れているのは、やはり人間賛歌…。
    それを個性的な役者さんが(少し学生乗りがありつつ)、気持ちよく演じられていました。
     
    3つのお話とも結構完成度が高く、心引きつけられるお話でした。
    良かったです♪
     
    追伸、今回は短編集でしたが、次回は本公演との事、これまた期待度大です。

    ネタバレBOX

    ■「少年カメラ」
    高校時代、亘は好きな郁子に教わりながら始めた写真だったが、郁子を差し置いてコンテストで入賞。
    悔しがる郁子は亘を裂けるようになり、疎遠に。
    卒業後、写真家になった亘は、やはり郁子の事が忘れられず、故郷に帰り、郁子とのわだかまりを解消するが、流れた歳月は大きく…。
    少し悲しい純愛ストーリーでした。
     
    ■「フォークロア」
    神社に就職できるようお祈りに来た女子大生の携帯に、会社から不合格の通知。
    失望した女子大生は、気づくと神社で神隠しにあっていた…。
    神隠し空間には先人のモノノベが居り、既にイロイロ調べていたが…。
    神隠し空間から出る糸口が見いだせず…、2人は神隠し空間から脱出する事が出来るのだろうか?
     
    ■「夜色タクシー」
    大学の裏門で見知らぬ女子大生を待つ不審者が…。
    会ってみると本当に良い人。
    その人は夜遅くなる彼女の迎えに来ているとの事。
    なのに何故か毎日会えないらしい…。

    その話を聞いた女子大生のお祖母さんは…。
    夜分、遅くなる孫の女子大生を迎えに裏門に行くのだが…。
    証される往年の想いと、お祖母さんの秘密とは…。

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