小さなお茶会。 公演情報 小さなお茶会。」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    5cmの向こう岸
    いくつもの話が膨らみ、絡み、素晴らしかったです。

    ネタバレBOX

    キリンのようなのっぽの女子大生がおとなしめの後輩男子に恋しているという話を軸に、その後輩男子が恋心を抱く喫茶店のバイト女子を始めとする客やマスター、バイトたちの表と裏をさもこちらがメインかのように膨らませて描いた話。

    リフレインの度に真相が明らかになっていく様は痛快でした。不幸であることに喜びを感じたり、けなげに世話することを他人に見せたがったりする人がいて世の中はややこしいです。

    不治の病で実の息子に会うのはこれが最後、恐らくはもう二度と会うことのない母親をギャングの女ボスのように描くなんて、なんてお洒落なんでしょう。

    ユーミンの「5cmの向こう岸」も思い浮かびました。そして、それにぴったりの女優さんでした。
  • 満足度★★★★★

    八百屋は無いけれど。
    私が空想組曲を知ったのも、ほさかさんの物語を好きになったのも、小さなお茶会がきっかけ。
    舞台美術と、劇中で出てくる小説(映画だったかな?)のタイトルを妙に気に入ってしまったのが印象深い。それはわたしが紅茶派だからに違い無いのだけれど。

    その舞台が、7年?8年?を経て、帰って来た。
    キャストも劇場も全く新しくなって。

    進化、してた。
    ほさかさんの、愛情が、人情が。
    心がキューって音を立てて震えた。




    あの映画、本当に見たいんだけどな。ほさかさん、書いてよ。誰か、撮ってよ。

    ネタバレBOX

    初演は八百屋舞台(傾斜舞台)で2階も表現していたけれど、今回は回転盆で裏面が2階。ちゃんと奥行きがあったなぁ。その階段を駆け上る小玉さん、愛らしかったな。

    「頑張ってたんだから見逃さないでよ。 」という、みどり先輩の言葉で、記憶がどどっと戻ってきて、胸が苦しくなった。
    こいけさんが強い女を演じ切ってくれたから、その弱さや痛みがリアルで、痛くて、抱きしめたかった。

    町田さんのあきら、ゾクってした。



    初演で亀山役を社中の堀池さんがやっていたという記憶が1ミリもない・・・。今日見た再演に沿わせて記憶を掘り起こしてみたけど、さっぱりである。
    園美がDMFの生井さんだったのは、生井さんのお写真検索して、納得が行ったんだけどね。
    比較する意図はないよ。

    劇中の「紅茶党の彼女」「エスプレッソの恋人達」、本当に映画作って欲しいな。
  • 満足度★★★★★

    良作
    余韻が味わえる良い作品だ。

  • 満足度★★★★

    観てきました☆
    ほさかさんらしい舞台だったと思います。  
    相変わらず 小玉久仁子さんのキャラは濃いですね!!

    ネタバレBOX

    喫茶店を舞台に 繰り広げられる 男女、親子のお話。  
    センスのいいセット。   回転舞台でくるくる回ります。
    最初は なんか単純なお話なのかな~って感じでしたが、そう簡単には終わらず、 中盤から なんか期待を裏切られると言うか、 意外な展開に。。
    なかなか 楽しめました☆    
    ですが、 空想組曲さんには もっと ファンタスティックな おとぎ話のようなお芝居を期待してしまいます!  次回に期待します☆

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