最後に歩く道 公演情報 最後に歩く道」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
21-24件 / 24件中
  • 満足度★★★★★

    重苦しい
    動物「愛護」センターでの殺処分をめぐる舞台。よく取り上げられる話題ではあるが、作・演出の大西氏の詳細な調査と取材により、殺処分の実態とそれを行う職員の仕事、心境がつぶさに表現されていた。音と光の舞台演出、役者の動きで、この問題の重苦しさを観客に効果的にアピールできていたと思う。1時間50分の時間の長さを感じない、引き込まれる作品である。見る価値は十分にあると思う。

  • 満足度★★★★

    辛い悲しい劇でした
    いい意味で疲れる劇でした。途中何度も、「ならお前はどうなんだ」と言われているようで、辛く、そして悲しい気持ちで見ていました。
    「愛護」とはなんなのか。人間の都合で飼われたり捨てられたり殺されたりすることが、どんな価値観でもって受け止めていったらいいのか、私自身、混乱します。脚本家の方の真摯な姿勢がうかがえ、ああこの劇団にはいつも「芯があるな」と思いながら足を運んでいます。
    見慣れてきたせいもあるのでしょうが、見るたびに役者さんの「個性」も大きく成長してきていると感じます。
    重いテーマではありますが、私の胸に押し込んで、考え考え生きていきたいと思えた劇でした。ありがとうございます。

  • 満足度★★★★

    何故捨てられるのか
    殺処分をめぐる動物愛護センターで働く人の葛藤を描いた舞台でした。どうすれば良いのか分からない非常に難しい問題ですが、切実な脚本と役者さんの熱演で改めて考えさせられました。
    以下、公演中なのでネタバレで。

    ネタバレBOX

    以前より問題となっている殺処分問題。悪質なブリーダーや飼いきれなくなったペットを捨てる人等、完全な人のエゴによる問題である。舞台中で、ペットを買う人がいるから、この問題は起きるという台詞があったが確かにそれも要因の一つだと気付かされた。何気なくペットショップで見る生後間もない可愛い犬や猫も、売れ残ったり、生まれた時点で障害がある子の何割かは捨てられているのだと考えさせられた。
    最後の選択も悲しく、正しいとも間違っているとも言えない現実を突き付けられた。
  • 満足度★★★★

    公開ゲネ
    TOKYOハンバーグさん初でしたが内容に惹かれ観てきました☆
    動物愛護センターの話しで、犬猫を捨てる側と保護や殺処分の話し。
    命とは?ペットとは?人間とは?等色々と考えさせられました。
    ラスト、切なくて、悲しかった。。

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