満足度★★★★★
好演
3時間05分、休憩1回。地味な舞台にきんぴかが印象的。稽古では少し心配したマクベス夫人役のリュドミラ・モナスティルスカは本番では上出来で、タイトルロールを食ったほどだ。合唱も堪能できた。指揮は独特の間合いがあったがよい演奏だ。ドン・ジョヴァンニもそうだったが、カーテンコールがあっさりしていて、全員のみ。一人ずつカーテンから出ることはなかった。おかげでスタンディングオベーションのタイミングを逃したが、さっぱりしていてよい。
満足度★★★★
最終舞台稽古
ゲネではなく、3・4幕の最終舞台稽古70分だった。1・2幕を観てあとは本番の楽しみとしてほしかったが、贅沢は言えない。公演ではないため売店の営業なし。プログラムは初日の前日に完成とのことで用意なし。1階は関係者と報道がちらほら。客は2階。3階にも人がいた。舞台上は衣装着用、オケは普段着。字幕付きで、ほぼ実公演のよう。出来栄えは、マクベス役のサイモン・キーンリサイドが○、マクベス夫人役のリュドミラ・モナスティルスカが素晴らしいと思ったり心配になったり、紙一重。バンクォーのライモンド・アチュトは△。合唱とオケは○。はたして本番はどうなるか。